収入が低くても裕福になれるか

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お金持ちの定義

毎月、10万円以上貯蓄している世帯を「高貯蓄家庭」、貯蓄額が月に3万円未満の家庭は「低貯蓄家庭」としたデータを元にお話しします。

年収1,500万円以上の家庭の約1割は、1億円以上の預貯金を持っています。

どの家庭も一番お金がかかるのは教育費。子供が就職したら自分のための老後資金を蓄えていきます。貯める時期は次に使うときに備える準備期間となります。

支出について、「低貯蓄家庭」の場合、住宅費、資産運用などで後悔している割合が高いですが、「高貯蓄家庭」では保険料について後悔している家庭が多いのです。要するに、金持ちをターゲットにした保険会社から、社会的地位に応じた保証が必要などと勧誘され、乗ってしまう場合が多いのです。

「低貯蓄家庭」より「高貯蓄家庭」のほうが、お金の収支についての意識が高く、しっかり把握しています。

お金を貯められるか否かは住宅費と教育費次第

購入した家について「高貯蓄家庭」は33パーセントが、値上がりしていると思う、と答えています。「低貯蓄家庭」は20パーセントです。

「高貯蓄家庭」は家の選択も慎重で熱心。貯蓄できない人は物件を見る数が少ないのです。一件だけ見て、一目惚れで購入してしまいます。

ここに情報の格差があります。

「高貯蓄家庭」では、10年前に購入して、その購入額よりも高い価格で売り、10年間実質家賃0円で住めたケースもあります。

賢い家庭は価格が高騰したら売却益を確保して、しばらく賃貸に住みます。相場が落ち着いて、下がってきたら購入を考えます。資金力があるほど、そういった選択ができる人が多いのです。

住宅物件の価格は3,500万円~4,000万円あたりが「低貯蓄家庭」、7,000万円以上が「高貯蓄家庭」です。金融機関からの借入額が似たようなものでも、頭金が貯蓄できているかの差になります。

マイカー

車の保有率は「低貯蓄家庭」のほうが多いです。都心では住宅費は高いですが、通勤等の利便性が優れているせいで、車がなくても問題はありません。

一方、郊外では、住宅費は低いですが車が不可欠となります。「高貯蓄家庭」は資産になりやすい住宅費に重点を置きます。都心に住んだら車を持たないことが金持ちのライフスタイルです。タクシーを利用します。車を所有しているより、その方が圧倒的に安いのです。

子供の習い事

子供の習い事に関して、「低貯蓄家庭」では文化や芸術にお金をかける家庭が多いのに対し、「高貯蓄家庭」は英会話や語学系にお金をかけます。要は、「高貯蓄家庭」が通ってきた道、お金持ちを継続させる道を選択するからです。

医者であれば、子を医者に、報酬の高い外資系に勤めていれば、語学が必要になることは経験上分かっているので、それを習わせます。「低貯蓄家庭」では「うちはいいのよ」となる場合あります。

メタボが少ない「高貯蓄家庭」

「高貯蓄家庭」の人の25パーセントはジムに通うなど、健康管理のための時間を確保しています。お金が貯まる人は、当然お金の管理もできて時間の管理もできます。自分をコントロールする能力があるからです。

「高貯蓄家庭」の人でメタボに陥っている人は少ないのです。一時的にそうなったとしても、危機管理ができているので、すぐに元に戻します。

定年

定年後も働きたいと考える人は「低貯蓄家庭」では70パーセントになります。問題はどう働くかです。70才になっても生活のために働くのであれば、あまりにキツすぎます。60才前後に生きがいのために働くというスタンスになるのが理想的です。そのためには、老後の資金に余裕を持たせておきたいですね。

しかし、「高貯蓄家庭」でも44パーセント、「低貯蓄家庭」では実に78パーセントの人が老後の資金に不安を感じています。家計に余裕がないと、いっそうそう感じる傾向にあります。

昨今、晩婚の人が多いため、子供が社会人になると、親は定年というケースが多いのです。そのため、お金を貯める期間が大変短くなります。

マインドが違う

お金持ちは投資をします。株や不動産、外貨預金、個人年金などの資産運用です。

それ以外にも、よい服や靴を買います。海外旅行にもよく行きます。しかし裕福層はこれらも投資と考え、それに見合うリターンが得られるかどうかを判断しています。億単位の商品でも価値が見合えば即決します。逆に1,000円の商品でも自分にとってムダなものととらえれば、買いません。

例えば腕時計ですが、一般的にロレックスは人気ですが、裕福層ではPATEK PHILIPPE(パテック・フィリップ)が根強い人気を持ちます。価格はバカ高いですが、主張しないデザインのため、わかる人にしかわかりません。

そんなに高そうには見えません。楽天で238万円で売っていますが、いかがでしょう? 中でも安いのを選びました。どう転んでもわたしには無理ですが。↓

一般庶民は目立ちたい派手な時計やスーツを選びますが、裕福層では相手にどう見られるかで選択します。大切なのは信用なのです。それゆえ、落ち着いたファッションで身を固めます。財力をひけらかそうとはしません。ファッションも自分自身の投資と考えます。

特に時間の使い方はシビアです。勤務先の近くにマンションを持っているのは、時間を買うための投資です。購入したマイホームから、何時間もかけて通勤するという発想はありません。

リスク管理

通勤にタクシーを利用するのは、その間に仕事ができるからです。

裕福層のリスク管理は金銭面だけでありません。

一般庶民は自分の子が、元気に成人してくれればいい、と考えるますが、裕福層はそうではありません。自分を凌ぐ(しのぐ)稼ぐ能力を身につけさせるため、教育費は惜しみません。

投資とリターンを天秤にかけ、ブレずに合理的な判断をします。

投資マインドの意識を強く持って行動すれば、一般庶民も裕福層に近づけるのではないでしょうか。