南海トラフ地震 備えの重要度6 【ライフラインの代替】

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南海トラフ地震に備えて、ライフラインの代替とし、水・ガス・電気を備蓄

大地震の直後は、ライフラインが、寸断される可能性があります。

ライフラインの被害は、命の危険を招きます。

ライフラインの寸断で、もっとも深刻になるのは、水不足です。また、冬であれば寒さ、夏であれば暑さです。

東日本大震災の被災地では、真冬なみの寒さと、水不足、食料不足が、被災者の体力を奪いました。

低体温症や肺炎、心不全など、地震や津波の難を逃れた人たちが、命の危険に直面しました。

飲み水がなくて脱水症状になったり、火が消せずに火災が広がったり、寒さで体調を崩し、暑さで熱中症になり、トイレは排泄物であふれかえり、不衛生となりました。

災害時には、水や電気、ガスに困らない備えが大切です。

南海トラフ地震が発生し、ガスや電気がストップしたときに備え、寒暖対策をしたい

ガスや電気が止まると、冷蔵庫や冷暖房器具などの、家電製品やガスコンロ、電気コンロなどが使用できません。

特に、夏や冬に、寒暖対策ができてないと、きびしい暑さ寒さで、体調を崩しやすくなり、熱中症や低体温症、持病の悪化などをまねき、命にかかわることもあります。

防寒用品や燃料・発電機を備えるなど、積極的な暑さ、寒さの対策を準備しておくと、安心できます。

南海トラフ地震に備えて、寒さ対策

  • 極寒地対応の発熱性アンダーウェア
  • 使い捨てカイロ(貼るタイプ)
  • お湯やミルクも沸かせる発熱剤
  • 体を温める食品(唐辛子やしょうがなど)

南海トラフ地震に備えて、暑さ対策

  • 瞬間冷却剤(叩くと冷えるタイプ)
  • 水につけると冷えるネッククーラーなど
  • ミニ扇風機(乾電池対応)
  • クーラーボックス(食べ物を冷たく保つ)
  • 体を冷やす食品(夏野菜や寒天など)

南海トラフ地震に備えて、電気・ガスの準備

カセットボンベを利用したコンロや暖房器具

カセットコンロで調理すれば、温かい食事がとれるうえ、火力による暖房効果もあります。

また、カセットボンベを燃料とする、小型のカセットガスストーブは、緊急時の暖房にとても便利です。

カセットボンベ1本で、3時間程度は使えます。

価格は、数千円から、高いのであれば数万円です。備え用には、5,000円程度でもよいと思います。

ポータブル電源や発電機

蓄電できるポータブル電源や、電気をつくる発電機を備えていれば、停電時でも、小型冷蔵庫や扇風機で、暑さ対策が可能です。

パソコンやテレビで情報収集をしたり、いろいろな家電製品を使えて、役立ちます。

非常用のガソリンの缶詰もある

東日本大震災の発生後は、東北・関東地方でガソリン不足になりました。

特に、都市部と離れた地域に住んでいる場合は、緊急時の医療機関への搬送や、水や食糧の調達、車中泊の暖房や情報収集などに、非常用ガソリンが役立ちます。

南海トラフ地震に備えて、安全な飲み水を1人9リットル備蓄

南海トラフ地震などの大地震発生時に断水すると、安全で清潔な水の確保が、最も困難になります。

生命の維持に欠かせない飲み水の備えは、1日1人3リットルと言われています。

4人家族であれば、1日12リットルが必要になります。3日分でも36リットルの水を確保しておく必要があります。

安全で清潔な水は、傷口の洗浄などにも不可欠となります。

また、火事を消す水や、トイレを流す水も必要です。

飲み水以外にも、多くの水を備えましょう。

備蓄用保存水

災害時の水の備えで便利なのは、備蓄用保存水です。これは、5~6年程度と長期間の保存が可能です。

備蓄用保存水のなかでも、不純物を除去した、蒸留水の保存水であれば、抵抗力の弱い乳幼児や高齢者の、飲み水にも安心です。

ミネラルウォーター

ミネラルウォーターの賞味期限は、1~2年です。ミネラルウォーターを多めにストックし、常時入れ替えるようにしましょう。

保存は冷暗所がよいでしょう。

水道水

大量に保存できる水道水は、生活用水として確保します。

管理がよければ、飲み水として利用できます。

ただ、水道水に含まれる消毒用の塩素が、時間ともに消失すると、細菌が繁殖しやすくなります。

水道水が飲める目安は、塩素の効果が持続する3日程度です。冷蔵庫に入れておけば、10日程度となります。

生活用水として利用するのであれば、1週間を目安としましょう。

水の確保の方法

ウォータータンクを用いる場合は、10リットルくらいがよいかもしれません。

水は1リットルが1キログラムの重さになりますので、タンクが大きいと、水の交換や持ち運びが大変です。

ウォータータンクに水を入れる場合、まずは、手を洗いましょう。続いて、タンクを洗浄します。水を入れて、激しく振る程度でよいでしょう。何度か繰り返してください。

水道水はしばらく流してから、ウォータータンクに入れます。入れるときは、空気が残らないよう、口いっぱいにして、フタをします。もちろん、フタも洗ってください。

ウォータータンクに水を確保したら、黒いビニール袋をかぶせて、日の当たらない冷暗所で保管しましょう。

水は3日~1週間程度で交換します。

上手に水を保存しておきましょう

  • 戸建て住宅の場合は、お風呂の残り湯は、次に入るまで、捨てないでください
  • 寝る前に、電気ポットややかんに水を貯めておく
  • 自宅や会社付近の給水拠点を確認しておく
  • 地震直後、水道の水が出るうちに貯める
  • 給水車から水をもらうウォータータンクをあらかじめ用意しておきましょう

生活用水を備える

災害時用浄水器

災害時用浄水器があれば、海水や川の水、雨水やお風呂の水などを、安全に浄水できます。

大量の水を浄水できる大型タイプや、水源まで持ち運びしやすいトランクタイプ、また、平時での災害時でも使用できる、家庭用の小型タイプなどがあります。

価格はハンディタイプの数千円から、大きいもので数万円のものがあります。

雨水タンクを設置

雨水をためて再利用する雨水タンクは、タンク装置と雨どいを、つなげるだけで設置できます。

災害時には、トイレ用水や消火用水になり、普段は庭の水やりや、掃除、洗車などに役立ちます。

100リットルから、200リットルあたりで、価格は1万円~2万円程度で購入できます。

井戸を掘る

井戸は、2畳分のスペースがあれば、掘ることができます。

井戸掘りから、手押しポンプの設置まで、1日あれば完成します。

水質検査の基準を満たしていれば、災害時に生活用水に役立ちます。

井戸掘りの価格は、30万円程度が目安かと思われます。