熊本地震に誘発され近畿地方でも地震あり。火山噴火や原発は?

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日本で活断層が最も密集しているのは近畿・東海地方

近畿・東海地方は、日本で活断層が最も密集している地域です。直下型地震を起こす活断層は、九州よりも多いのです。

将来、30年以内で発生する地震の確率を、地震調査研究推進本部が発表しました。

0~5パーセントで、マグニチュード6.9程度の予想が、中央構造線断層帯の金剛山地東緑。

0.07~14パーセントで、マグニチュード7.6程度の予想が、中央構造線断層帯の和泉山脈南緑。

1~3パーセントで、マグニチュード7.1程度の予想が、琵琶西岸断層帯。

1~3パーセントで、マグニチュード7.1程度の予想が、上町断層(うえまちだんそう)。大阪府を南北に貫く断層となります。

発生確率が高い活断層が多く、六甲・淡路島断層帯も要注意の活断層です。

南海トラフ地震は、100年から200年の間隔で発生していますが、活断層での地震は、事実上予測がとても難しいそうです。

熊本地震に誘発され、次々に地震が発生しました。

問題となっている別府-島原地溝帯が、中央構造線にも影響する可能性も秘めているのです。

九州では過去にも地震が発生し、少し時間を置いて、京都伏見の地震が発生しました。

これは、1569年9月の別府湾の慶長豊後地震や、中央構造線を震源とする、愛媛県の慶長伊予地震の発生に、影響を及ぼしました。

その4日後、立て続けにマグニチュード7.0規模の、慶長伏見地震といった、大きな地震が発生したのです。

九州で発生した地震が誘発し、近畿地方にまで影響を及ぼした歴史があります。

活断層が見つかっていないところでも地震あり

活断層が発見されていない場所でも、地震は発生しています。

2000年に、マグニチュード7.3の鳥取県西部地震。

2007年に、マグニチュード7.2の岩手・宮城内陸地震。

これらは活断層が見つかっていません。

熊本地震と火山の関係

2016年4月16日朝、熊本地震本震のあと、阿蘇山で小規模な火山噴火が発生しました。

マグマ溜まりの発泡(はっぽう – 泡立ち)で、火山噴火が発生します。

発泡が生じると、マグマ溜まりがふくれがり、軽くなって上昇し、火山噴火が始まります。

火山付近で地震が発生しますと、マグマ溜まりは揺すられ、地殻にひびが入ります。

マグマ溜まりは減圧され、炭酸水の泡のように、急激に発泡して、軽くなり上昇し、何百倍にもふくれて噴火します。

富士山の宝永噴火は、宝永の大地震のあと発生しました。

熊本地震でこれだけ揺すられると、阿蘇山の噴火の可能性もあります。警戒すべきことでしょう。

熊本地震と原発

政府は、原子力規制委員会が設定した、基準地震動の620ガルを下回った川内原発1,2号機の、運転継続を認めています。

ただ、熊本地震により、日奈久断層帯は、北部の一部だけ動いた地震です。

この延長線上にある、南西部の断層の歪みは増しますので、とても動きやすくなっています。

余震は南西へも延びてきています。八代でも大きな余震が発生しています。

将来、南西部が動く可能性があります。

川内原発1,2号機は、日奈久断層帯の南西部から少し離れてありますが、安全を優先し、運転を停止して様子を見るべきでしょう。

中央構造線の近くにある伊予原発(四国)は、基準値震動を650ガルに上げました。

熊本地震では1580ガルを記録しました。再検討が必要かもしれません。