災害対策マニュアル ライフラインのガスについて

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地震対策 ガスについての情報

水道や電気に比べると、ガスは、火災・爆発や中毒の不安があります。

しかし、じつは、比較的安全が確保されています。

安全の根幹になっているのは、ガスメーター(マイコンメーター)です。

昭和50年代から普及が始まり、阪神淡路大震災で威力を発揮しました。

都市ガスで97パーセント、プロパンガスでも99パーセントが、設置されています。

マイコンメーターは、各家庭での、ガスの使用量を、計算しているだけではなく、使用状況を確認しています。

ガス漏れはもちろん、大量流出や、消し忘れ、立ち消えなどの異常も感知して、自動的に遮断されます。

そして、震度4~5の地震でも、遮断されます。

そのため、地震後には、復旧作業をしなければなりません。

万一、建物内に配管されたガス管に、損傷がある場合は、この操作の過程で、ガス管の圧力の変化を読み取り、復帰ができなくなります。

つまり、住宅内での、ガス漏れの心配はなく、警戒が必要なのは、マイコンメーターから外側の、ガス管との間に発生している損傷です。

しかも、マイクロメーターは、電気系統とも独立しています。

通常は、10年間の検定満期(ケンテイマンキ – 略して検満(ケンマン))という、検定有効期間が設定されていて、内蔵された電池で駆動しています。

検定満期(ケンテイマンキ)
計量器検定検査令第6条で水道メータの検定有効期間は、検定証印を付した翌月から8年と定められている。この検定有効期間の満了月を検定満期(検満)という。(※水道設備.comから引用)

検満切れメータ(ケンマンギレメータ)
検定満期を経過したメータをいう。(※水道設備.comから引用)

復帰の手順さえ知っていれば、ガスの心配はありません。(※復帰の手順については、ガスメーターの種類により、ボタンの位置や操作方法がことなりますので、ここでは割愛いたします)

地震対策 情報のライフライン

停電とともに、テレビやパソコンが消えると、情報が入らなくなります。

バッテリーや電池で、ノートパソコンなどが使えたとしても、モデムが使用できなくなると、インターネットにもつながりません。

スマホは、バッテリーのある限りは、使用できますが、停電時間帯は、多くの人がスマホや携帯に集中しますので、つながらないことが多いです。

さらに、固定電話は、NTTであれば、停電時も使用できるはずですが、留守番電話やFAXがついている機能電話は、停電時には使用できなくなる可能性があります。

一度、電源を抜いて117や177などにかけられるか、確認しておきましょう。

被災の不安のなか、もっとも心を痛めるのは、近親者の消息です。

最初に、安全確認だけでもしておきたいものです。

そのためには、スマホや携帯の電話やメールよりも、災害時伝言板(災害時伝言サービス)を、活用することをお勧めいたします。

これらの機能は、何よりも優先されて活動しています。

登録と確認は簡単ですので、一度確認して見てください。↓

 

災害用伝言ダイヤル(171) | 災害対策 | 企業情報 | NTT東日本
NTT東日本の災害用伝言ダイヤル(171)のご利用方法および災害発生時の提供条件に関するご案内をご覧いただけます。

 

災害時伝言板の活用方法のポイントは、確認するよりも、登録をすることです。

なによりも、生きていることを、知らせるための機能ですので、登録しなければ、始まりません。

あなたの電話番号を知っている人であれば、誰でも確認ができます。

家族で話し合って、お互いに登録しておきましょう。

災害はいつくるかわかりません。

そして、それは、複合的に訪れます。

思いもよらない、事故に発展する可能もあります。

あらかじめ、これらの要素を考えておくことは、準備にもつながることです。

耐震性ばかりを頼りにしないで、災害への準備を進めておきましょう。

南海トラフ地震はいつくるかわかりません。