女性向け医療保険
女性向けの医療保険は、女性特有の疾病にかかったとき、手厚くする保険です。
七大疾病、三大疾病の入院を無制限にできる商品もあります。
女性向け医療保険は、がんや女性特有の病気の入院に、手厚い保険が得られるのは共通ですが、以外の保障は、商品ごとに工夫されています。
必要な保険の見極めが大切です。
女性特有の器官、子宮や乳房、卵巣などに発症する病気や、早産、切迫流産、帝王切開など妊娠、出産でのトラブル、鉄欠乏性貧血など、女性特有の病気が、女性にはたくさんあります。
平成26年度患者調査では、女性の患者数は男性の1.2倍といったデータがあります。病気になるリスクは、男性よりも高いのです。
そのような女性特有の病気やがん、また、かかりやすい病気による入院給付金を、基本の保障で上乗せする医療保険が、女性向け医療保険となります。
がんのみではなく、がんを含む三大疾病による入院を、上乗せ対象にしている商品や、乳がんで乳房を切除した後に、再建した場合、一時金が受け取れる乳房再建給付金、また3年ごとに、ボーナスとして、生存給付金がもらえる商品など、多彩なバリエーションがあります。
現在は少数派ですが、手術給付金も上乗せできる商品もあります。
商品ごとに、女性向け医療保険に、特約もさまざま取り揃えられています。
例として、七大疾病まで拡大できる特約、がん診断一時金が受け取れる特約、三大疾病による入院の限度日数を無制限にできる特約、がんの通院で給付金が受け取れる特約などがあります。
特約の付け方によっては、がん保険を、セットにしたような商品にもできます。
保障や特約で、どこまで備えられるか、基本保障にパッケージされている商品を、きちんと選択しましょう。
しかし特約は、各社ごとに、女性疾病の範囲や保障が異なりますので、個人で絞り込むのは、なかなか難しいかもしれません。そのような場合は、プロに任せるのもよいかもしれません。
充実保障タイプから、シンプルなタイプまで、工夫された商品が、ランキングにはランクインしています。
1位の商品は、特約を付けると、保障内容を充実させることができて、保険料は比較的割安です。
女性向け医療ランキング
No1 医療保険新キュア・レディ(オリックス生命)
- 30才女性 1967円
- 40才女性 2177円
- 50才女性 2842円
がんや、女性特有の病気の入院は、給付金が上乗せできます。
七大疾病による入院を、無制限にできるプランや、三大疾病による入院を、無制限にできるプランを選択できます。
さらに、がん通院、がん一時金、重度三大疾病一時金の特約を付けることができます。
がんや、女性疾病の入院の日額が、1万円のエコノミーコースと、1万5000円のスタンダードコースがあります。
No2 メディカルKit NEO 女性プラン(東京海上日動あんしん生命)
- 30才女性 3400円
- 40才女性 5145円
- 50才女性 1万1190円
女性特有の病気と、三大疾病による入院は、給付金が上乗せされます。
特徴として、乳がんで乳房を切除し、所定の乳房再建手術を受けると、一時金が受け取れます。
短期入院(1日以上)でも、10日分の給付金が受け取れるほか、三大疾病による入院では、日数無制限で給付金を受け取れます。
従って、短期入院から長期入院まで、備えることができるのです。
No3 終身医療保険フレキシィ-女性専用タイプ(メットライフ生命)
- 30才女性 2612円
- 40才女性 2882円
- 50才女性 3572円
基本コースとして、女性に多い病気の入院給付金を、上乗せできるものと、3つのオプションから、追加の保障を選択できます。
このオプションでは、三大疾病で所定の状態になると、一時金が受け取れるコース、
七大疾病による入院は、日数無制限で保障するコース、
5年ごとに10日以上継続で、入院給付金が支払われないと、健康祝金が受け取れるコースの、3コースが選択できます。
No4 フェミニーヌ(損保ジャパン日本興亜ひまわり生命)
- 30才女性 4699円
- 40才女性 5026円
- 50才女性 6394円
がんや、女性特有の病気の入院は、給付金が上乗せできます。
入院に関係なく、3年ごとにボーナスが受け取れ、20日以上入院したあと、退院すると、日数に応じて、祝金がもらえます。
受け取るボーナスのプランは、保険期間15年で、7万5000円、10万5000円、15万円のプランがああります。
No5 &LIFE女性のための新医療保険Aプラス(三井住友海上あいおい生命)
- 30才女性 3535円
- 40才女性 5060円
- 50才女性 1万365円
がんや、女性特有の病気による入院、手術、放射線治療などが上乗せできます。
日帰りから、5日までの短期入院の場合、5日分の給付金が受け取れます。
また、特約を付けることによって、がん治療通院、がん診断給付金、先進医療等もフォローできます。