就業不能保険の落とし穴→進化スピードが遅く,まだ保険料の割高感あり,高ハードル

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介護保険は進化のスピードが遅くお勧めも曖昧

就業不能保険はまだ保険料が割高感がある

就業不能保険のハードルは高いです。それは、要件として「あらゆる職業に就けない」があるからです。

保険会社によって異なりますが、アフラックの商品ですと「医師の管理下で、外出ができないレベルの自宅療養」か、継続入院といった要件があります。

病気やケガで、ちょっと短期間の収入源に備える、といったイメージではありません。

損保分野の所得補償保険と混同されることがありますが、就業不能保険のほうが保険期間が長くて、所得補償保険は未熟な市場のせいもあり、保険料の割高感があります。所得補償保険のほとんどの商品は、精神疾患は対象外となります。

なかなか市場が進化しないという点では、介護保険も保障内容が複雑で、保険料も高くて、なかなか浸透しません。

要介護状態の要件は2以上とする商品も増えましたが、アクサ生命のように要介護4相当とする商品もあります。

この中で、話題の商品はトンチン保険です。賛否ありますが、長生きリスクに備える、老後のキャッシュフローに目を向けさせた功績は大きいでしょう。

トンチン保険で元が取れるのは、85歳や90歳という試算になります。価値観はそれぞれですが、損得というよりは、安心を買う商品といえます。

就業不能保険の落とし穴

がんの治療スタイルは、仕事を続けながら通院して直す、といった方法が主流になりつつあります。就業不能保険の「あらゆる職業に就けない」といった要件とは、相性は悪いでしょう。

ちなみに、がんになったときの平均入院日数は、1999年では40.1日、2009年で23.9日、2014年で19.9日と年々少なくなっています。

保険のからくり

介護の割合は要介護1以下で半数です。在宅サービスを受ける人のうち、要支援~要介護状態は、要介護1以下で51%、要介護2を含めますと73%にのぼります。

保険を選ぶのであれば、要介護状態の要件が低いものを選択しましょう。要介護3以上は条件が厳しいです。

厚生労働省の介護保険事業状況報告(暫定) – 平成28年11月分から。在宅でサービスを受けた人数の比率。

要支援152%
要支援215%
要介護124%
要介護222%
要介護313%
要介護49%
要介護56%

こっそり掲載 就業不能保険のワーストランキング

No1. アクサ生命の「アクサの(一生保険)の介護保険 賢者の備え」

介護保険は各商品によって、支給条件である要介護状態が異なります。要介護1~2が主流ですが、この商品のように要介護4相当とするケースもあり、ハードルの高さを確認しないまま契約するのは避けたいですね。

No2. アフラックの「病気やケガで働けなくなったときの給付サポート保険」

ケガや病気で働けなくなったときを保障する、就業不能保険の代表的な商品でしょう。保障内容の善し悪し以前に、この分野の保険は始まったばかりですので、保険料の水準が高いです。

No3. 生保各社の「傷害保険」

医療保険に加入していれば、一般的にケガの場合でも、入院給付金は支払われ、会社員の仕事中のケガは労災の対象となります。保障内容は悪くはありません。

ただ、保険料とのバランスを考えますと、優先順位は低くなるでしょう。

No4. 生保各社の「学資保険」

終身保険と同じように、高い返戻率は期待できません。平準払いの場合、中途解約での元本割れの期間は終身保険よりも短いです。

No5. 三井住友海上の「GK クルマの保険」

補償内容に対して、保険料の高さを指摘する声が多い商品です。弁護士費用特約を付けると割高に感じます。

No6. 第一生命の「ながいき物語」

長生きすると、契約時に設定した年金を受け取れるトンチン保険です。賛否両論は分かれますが、とにかく、元が取れる年齢が高すぎる、ということです。