がんになったら住宅ローン免除,疾病保障付き団体信用生命保険で安心ローン返済【ランキング発表】

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病気で働けなくなったりローンが返せなくなったときの救世主

銀行で住宅ローンを借り入れるときに、ほとんどの場合加入しなければならないのが、団体信用生命保険(団信)です。団信は死亡や高度障害のときに保険金がおります。保険より、いざというときに役に立ちます。

団体信用生命保険を選択するときに確認するポイント

金利のチェック

銀行名A変動型実質金利B疾病団信加入の上乗せ金利A+B適用金利
住信SBIネット銀行0.444%00.444%
りそな銀行0.44%0.3%0.74%
三井住友信託銀行0.525%0.4%0.925%
ソニー銀行0.499%0.3%0.799%

原則として、疾病保障付き団信は、金利が保険料に上乗せされます。中には上乗せ金利0といった場合もありますが、疾病診断後12ヶ月経過など条件が厳しいことが多いので注意してください。

年齢、条件を確認

借入時の年齢制限があります。

銀行名年齢
じぶん銀行満50歳以下
住信SBIネット銀行満65歳以下
ソニー銀行満50歳未満
りそな銀行満50歳未満

借り換えの場合は特に、疾病保障付き団信を掛けようと考えている場合、年齢制限がありますので注意しましょう。保障の条件がよいところでは、50歳未満などの制限があります。

あなたの病歴に注意

団信申込書には必ず告知欄があり、3ヶ月以内の病歴や3年以内の手術・治療歴を聞かれます。

過去3年間に、心筋梗塞、脳卒中(脳出血、脳梗塞、くも膜下出血)、うつ病、緑内障、がんなどの病歴がありますと、ローンが組めない場合があります。

もし団信にあいなかった場合

住宅ローンを借りている人が、返済の途中で死亡した場合、団信で残債が相殺されていなければ、残された家族が借金を、返済しなければならないこともあります。

住宅ローンを返済せずに、住む家も奪われたら大変なことです。そんなリスクを回避するためにも、銀行住宅ローンでは、団信の加入は必須となっています。

地銀の団体信用生命保険にもうまみがあります

金利が低いうえに、団信の条件もよいです。住宅ローンの場合、一度借りたら店頭のやりとりはほとんどありません。それであるならば、団信条件と金利の安い地銀で借り換えるのも手です。たとえば、茨城県の常陽銀行のネット申し込み専用ローンでは、変動金利0.575%です。がん団信も無料です。

金融名商品名金利(変動型)疾病団信内容
常陽銀行めぶきdeきりかえ0.575%(全期間金利優遇、借り換え専用、インターネット申込限定金利)以下の場合に、住宅ローンが残高が0円に

  • 死亡保険金:保険期間中に死亡したとき
  • リビング・ニーズ特約保険金:保険期間中に余命が6ヶ月以内と診断されたとき
  • 高度障害保険金:保険期間開始以降の傷害または疾病により、保険期間中に所定の高度障害状態に該当したとき
  • がん保険金:保険期間中に所定の悪性新生物(がん)に罹患したと医師によって病理組織学的所見(生検)により診断確定されたとき
千葉銀行11疾病団信(生活習慣病団信<入院プラス>)付きローン0.725%(全期間割引プラン、インターネット申込の借り換えで先着500名が11疾病団信の保険料無料)
  • 死亡・所定の高度障害状態→住宅ローン残高0円
  • 医師の診断書等で保険会社に余命6ヶ月以内と判断された場合→住宅ローン残高0円
  • がん(所定の悪性新生物)と診断確定された場合→住宅ローン残高0円
  • 所定の10種類の生活習慣病で入院が継続して180日以上になった場合→住宅ローン残高0円
  • 病気やけがで入院が連続して5日以上になった場合→10万円
  • 病気やけがで入院が連続して31日以上となった場合、および以降も入院が継続して30日に達するたび→月々のローンの返済額が支払われる
  • 配偶者ががん(所定の悪性新生物)と診断確定された場合→100万円

医療の進歩で療養中のローン支払いリスクが

住宅ローンを借り入れるときは、たいてい団体信用生命保険(団信)に加入します。

債務者が死亡もしくは高度障害状態になったとき、保険金が支払われて、住宅ローンの支払いが免除されます。普通、銀行ローンの場合、保険金は金利に含まれており、上乗せの負担は大きいです。

しかし、医療保険が発達して、三大疾病など、かつては死に至る病気が、治療によって治る場合が増えています。そこで、新たに生じるのが、長期治療中に住宅ローンの支払いの負担に耐えられなくってしまうケースです。

最近増えてきているのが、疾病保障付き団信です。

中には、がんなどの疾病が診断確定しただけで保険金が支払われ、住宅ローンが相殺される保険もあります。生きるリスクに備える保険として、注目されています。

診断後に保険がすぐにおりるかどうかがキモ

借り換え検討時も、死亡以外でも保険金がおりる、特定疾病保障付きの団信に加入する人が増えています。がんなどで長期の療養になった場合、診断一時金でまとまったお金がおりるより、毎月の住宅ローンの支払いが相殺されるほうが、家計面では安心という世帯が多いのです。

その分、がん保険や医療保険を見直して、保険料が浮くというようなこともあります。

特定疾病保障付き団信を検討する場合のポイントは、保険料にあたる上乗せ金利がいくらか、その際、保険料がおりる条件は何かを確認しましょう。

たとえば、りそな銀行やじぶん銀行、イオン銀行などは、がんの場合、診断確定と同時に保険金がおりますが、住信SBIの場合、就業不能1年後となります。

金利の上乗せよりも、条件で選択する人が多いです。

団信ランキング

No1. りそな銀行「特定状態保障特約付住宅ローン(団信革命)」

変動金利保険料率八大疾病保障年齢条件(借入時)
三大疾病五大慢性疾病
高血圧・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性膵炎
がん(悪性新生物)急性心筋梗塞・脳卒中
年0.440%年0.30%○確定診断後○60日以上就業不能状態か治療を直接の目的とした手術時×五大慢性疾患状態では対応していないが、16の特定状態になった場合ローン残高がゼロに満50歳未満

No2. 住信SBIネット銀行「8疾病保障」

変動金利保険料率八大疾病保障年齢条件(借入時)
三大疾病五大慢性疾病
高血圧・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性膵炎
がん(悪性新生物)急性心筋梗塞・脳卒中
年0.440%無料○就業不能状態12ヶ月経過後○就業不能状態12ヶ月経過後○就業不能状態12ヶ月経過後満65歳以下

No3. じぶん銀行「11疾病保障団信」

変動金利保険料率八大疾病保障年齢条件(借入時)
三大疾病五大慢性疾病
高血圧・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性膵炎
がん(悪性新生物)急性心筋梗塞・脳卒中
年0.497%年0.30%○確定診断後○治療目的入院180日経過後○治療目的入院180日経過後満50歳以下

No4. イオン銀行「8疾病保障」

変動金利保険料率八大疾病保障年齢条件(借入時)
三大疾病五大慢性疾病
高血圧・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性膵炎
がん(悪性新生物)急性心筋梗塞・脳卒中
年0.57%年0.30%○確定診断後○就業不能状態60日経過後○就業不能状態12ヶ月経過後満20歳以上

満50歳未満

No5. 三井住友信託銀行「八大疾病保障(20歳以上46歳未満)」

変動金利保険料率八大疾病保障年齢条件(借入時)
三大疾病五大慢性疾病
高血圧・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性膵炎
がん(悪性新生物)急性心筋梗塞・脳卒中
年0.525%100%型:年0.40%

50%型:年0.2%

○確定診断後○就業不能状態60日経過後○就業不能状態12ヶ月経過後満20歳以上

満46歳未満