認知症保険で多様化するリスクに合わせ、長生きに備える

長生きすることで、さまざまなリスクがあります。今は人生100年といわれています。

治療や介護の、長期化に対する保障以外で、老後の資金不足の、懸念も高まっています。

多様化するリスクに合わせて、保険も細分化しています。

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認知症保険 介護とは別の保険に

診断確定で、一時金が受け取れる商品が主流です。

単体ではなく、特約で加入できるタイプもあります。

認知症の介護は、要介護の階級によって、公的な給付額や、介護保険サービスが決まります。

認知症は、24時間見守ることが必要な場合もあり、必ずしも、経済的と要介護度、時間的なコストは連動しません。

認知症保険は、その負担を保障するための、特化型の保険です。

認知症患者は、500万人を超え、さらなる高齢化により、患者数は確実に増えるでしょう。

太陽生命が2016年に、初めて、認知症保険を発売しました。

それを皮切りに、メットライフ生命や朝日生命、損保ジャパンひまわり生命保険も参入しました。

単体ではなく、特約で加入するタイプもありますが、基本的な保障内容は同じです。

診断結果で、診断給付金を受け取る商品が主流で、介護で離職した場合など、さまざまな負担に、備えられる点は、メリットといえるでしょう。

認知症の認定は、要介護認定とは別です

認知症の認定は、問診、神経心理検査、画像検査が必要です。

要介護認定は、それとは別で、8段階で認定されます。

認知症の認定は、公的な要介護度と結びついたものではなく、独立した機関でチェックされます。

要介護度が低くても、認知症のための介護が必要となり、経済的負担も高まるリスクがあります。

認知症の種類も異なります

認知症には、機能性器質性があります。

機能性とは、脳に変化が見られない認知症です。

現在は、認知症保険の対象にはなっていません。

機能性認知症のケアは、要介護状態にもよりますが、介護保険でカバーすることになります。

器質性とは、認知症全体の8~8.5割を占めるといわれています。

アルツハイマー型、パーキンソン病、脳血管性、クロイツフェルト・ヤコブ病などが該当します。

この器質性の認知症が、認知症保険の対象となります。

診断結果が、給付条件となります。

待機期間のある商品もあります。

商品よっては、細かな違いはありますが、認知症保険は、器質性の認知症と診断確定されたときに、保険金を受け取れます。

朝日生命の場合、要介護状態が、給付条件に含まれるケースもありますが、基本的に、要介護度と認知症は、分けて判断され、経済的な負担も必ずしも一致しません。

要介護度が低くても、24時間の見守りが必要なときには、経済的や時間的にも、大きな負担となります。

この認知症保険は、このようなリスクをカバーします。

メットライフ生命の終身医療保険フレキシィS 

終身認知症診断一時金特約として、特約に付加できます。

加入年齢は、30才~70才。

引受け基準緩和型でも、特約タイプがあります。

180日の待機期間があります。

太陽生命のひまわり認知症予防保険

単体で加入できます。

加入年齢は、10年・終身で、20才~75才。終身で76~85才。

認知症保険の先駆者です。

給付条件によって、保険金が異なります。

朝日生命のあんしん介護

認知症年金タイプ・認知症一時金タイプがあり、保険料免除があります。

加入年齢は、40才~75才。

要介護1で保険料が免除されます。

一時金だけではなく、年金タイプも選択できます。

認知症保険は、一時金とのバランスでは割高感あり

加入時が60才で、100万円の一時金の、標準的な契約の場合、保険料は、男女とも4,000円~5,000円程度となります。

この保険料は、まだまだ安いとは言いがたいでしょう。

認知症に備えて保険に加入するかどうか、家計の状態をよく考えて、判断したいところです。