病気やケガに備える保険 三大疾病や短期入院など保障内容も多様化 1/2

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三大疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞)を中心に保障が充実

医療保険では、長期治療で、高額になる可能性ある、三大疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞)を、手厚くサポートする商品が増えています。

短期入院に対応した保障も、注目を集めています。

短期入院保障 – 日帰り入院でも保障

短期入院のコストについて、保険の必要性を考えましょう。

平均的な入院期間は、多くが4泊(4日)~10泊(10日)以内の退院です。

この短期入院の、コストをカバーするために、保険が必要かは疑問です。

日帰りや1泊などの、短い入院でも、まとまった保険金が受け取れる、短期入院保障を備えた商品が増えています。

背景には、入院日数の短期化があり、約50%が10日以内の入院、そのうち30%は、5日以内の入院となっています。

それでも入院には、ある程度コストがかかります。

短期入院保障は、そこをカバーします。

しかし、入院給付金が日額5,000円の場合、5日の入院で受け取れる保険金は、2万5,000円です。

これは保険料に見合った保障内容かは、慎重に検討しなければなりません。

短期や日帰りの、少額の保障だけで選択するのは、避けた方がよいでしょう。

月払保険料が3,000円の場合、年間の保険料は3万6,000円です。

短期入院保障の保障内容とのバランスを見た場合、これだけであれば、貯蓄で対応した方が、賢明だといえそうです。

他の保障内容と含めて、判断しましょう。

医療保険付帯サービス – 生活・健康を幅広くサポート

代表的な3つの付帯サービス

  • セカンドオピニオン → 臨床医や各専門分野の、人気医師のセカンドオピニオンを手配します。
  • 24時間電話相談 → 対応するのは看護師などの、専門スタッフなのも人気です。
  • 専門医紹介サービス → 総合相談医から、専門性が必要とされると紹介されます。

医療保険付帯サービスは、商品選択の材料となる?

近年の医療保険のトレンドは、保障内容だけではなく、治療や健康に関する、付帯サービスの充実化も顕著です。

代表的なものでは、食事や健康管理、医療について困ることを、看護師などの専門スタッフに、相談できる、電話サービスがあります。

メットライフ生命では、法律や税務相談について、専門スタッフが対応してくれるサービスもあります。

そのほか、適切な治療を受けるための、セカンドオピニオンや、専門医の紹介サービスも注目を集めています。

保険料や保障内容だけではなく、付帯サービスも、商品選択の材料になりそうです。

付帯サービスの充実化で、徐々に認知が進んでいます。

セカンドオピニオンや各種の電話相談など、付帯サービスについての認知も、徐々に進んでいます。

会社や商品によって、サービスの内容に違いがありますが、保険加入時に、商品選びに迷ったときは、ひとつの材料になるでしょう。

メットライフ生命の付帯サービス

  • 健康生活ダイヤル24 → 24時間365日、いつでも電話から、看護師や医師などの、専門スタッフに相談することが可能です。
  • 健康・人間ドックなんでも相談室 → 専門スタッフが、健康診断・人間ドックの結果の見方や、結果に応じた、改善方法についての質問に応じます。
  • ベストホスピタル ネットワーク、受信手配・紹介サービス → 専門分野の医師が在籍する、医療機関での受診・治療を紹介・手配します。
  • 乳がん検診コンシェルジュ → 女性専用フロア、女性技士の対応など、女性視点で選んだ乳がん検診施設探しから、専門コールセンターによる、検診相談・予約手配まで、コンシェルジュがまとめてサポートします。

医療保険のがん保障特約 – がん保障を特約で手厚く

保険料の安さや特約の豊富さが高評価のキーポイント

医療保険はその名の通り、ケガや病気に関する、入院や手術に対して、幅広く保障します。

しかし、がんについては、治療が長期化して、収入減などのリスクが高いことから、ひとつのジャンルとして市場があり、関心も高いです。

しかし、最近は、1本化して、加入状況を把握しやすくすること、また、保険料を抑えることができる点で、医療保険の特約で、がん保障を手厚くする選択肢も注目されています。

診断一時金や、がん通院給付金など、がんに特化した保障を、まとめて確保できるのが特徴です。

医療保険を選択する際、この特約も確認しましょう。

がんは、治療費だけではなく、収入減もケアします

がんの治療が始まった場合、収入の半分以上が減る人は、およそ7割いるといわれています。

がんは、治療費だけではなく、収入への影響も考慮して、保障を手厚く確保しておきたいものです。

一時金の手厚さは、がん保険単体のほうが、やや上です。

がんの診断一時金は、医療保険の特約より、がん保険のほうが、上限額を高く設定できるのが、一般的です。

ただ、医療保険のがん保障特約の充実化は、数年前から顕著になり、今後もさらに進化しそうです。

オリックス生命の医療保険とがん保険

 医療保険がん保険
商品名医療保険 新キュアがん保険 ビリーブ
診断一時金100万円(1年1回、何回でも、がん一時金特約)100万円(1回のみ)
治療給付金なし50万円
手術給付金入院中20万円/外来5万円20万円
退院一時金5万円(通院治療支援特約)10万円
月額保険料5,877円3,643円