保険料の負担を軽減するための5つの方法

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【1】貯蓄型保険 – 低金利時代で円建ては苦戦

貯蓄型保険は、外貨建てと運用がキーワードです。

低金利時代を背景に、円建ての貯蓄型保険は、市場から姿を消しています。

保険でお金を、堅実に増やすことが難しくなっています。

しかし、貯蓄型保険の選択が、なくなったわけではありません。

ひとつは、外貨建ての保険で、金利の高い外貨で運用し、為替リスクと引き替えに、高い運用利回りを狙います。

解約したときに、保険料が戻ってくる解約返戻金が、それまでに払い込んだ保険料を、下回る可能性はありますが、運用や為替レート次第で、増えることもあります。

死亡保険金は、ドルベースで、最低保証があるのが特徴です。

もう一つは、変額保険です。

あなたが投資する商品を選択して、保険料を長期間運用して、解約返戻金が、変動する仕組みです。

リスクをとりながら、運用と保険を、まとめて管理するのが特徴です。

メットライフ生命のUSドル建終身保険ドルスマート

外貨建ての終身保険です。

積立利率は、年3%を最低保障します。

大きな保険よりも、割安に備えることができます。

メリットは、円建てよりも、貯蓄性が高く、保険料を抑えられることです。

デメリットは、為替リスクと、商品内容が複雑です。

返戻率で見ますと、終身払いより一時払い、または、有期払いのほうが、終身払いより高いです。

貯蓄目的で選択する場合は、終身払いよりも、有期払いを優先するほうが、賢明でしょう。

アクサ生命のユニット・リンク

変額保険です。

運用先をあなたが選択する保険です。

投資商品としての性格が強く、運用の工夫もできます。

メリットは、運用次第で解約返戻金が増え、保険料を抑えられます。

デメリットは、解約返戻金は、元本割れのリスクがあり、商品内容が複雑です。

保険なのか投資目的なのか、または両方か

死亡保険の機能に、投資性を掛け合わせた、これらの貯蓄型の保険は、選択前に、何のために加入するのかを、しっかり検討しましょう。

解約しない、または、運用次第で、解約返戻金が、保険料の元本割れをしてもよいかを含め、慎重に検討しましょう。

【2】保険料のリターン – 絶対に損をしたくない

解約時に払い込んだ保険料が、戻ってくるタイプの保険は、代表的なものでは、終身保険です。

東京海上日動あんしん「生命のメディカルKit R」のヒットにより、他社からの後発商品も登場。

医療保険でも、その種の選択が、注目されるようになりました。

ただ、保険料は高くなりがちで、受け取った給付金を差し引いた金額が、戻ってくる商品ですので、加入者からしますと、自分で積み立てたお金を、給付金として受け取っているのと、ほぼ同じです。

還付金は、払込保険料の総額と比べて判断しましょう。

貯蓄ではなく保険を選択する理由を再考

後発商品についても、お金が戻ってくるとはいえ、支払った保険料の総額を、上回るとは限りません。

保険というより、どうしても貯蓄が苦手人が、保険で代用する、といった選択肢として、検討しましょう。

貯蓄性はありますが、給付分は、しっかり引かれます。

【3】死亡保険の値下げ競争 – 保険料改定で節約のチャンス

同じ保険会社の同じ商品でも、節約が可能です。

2018年4月に、死亡保険の保険料に大きく影響する、標準生命表が、11年ぶりに改定されました。

この改定で、収入保障保険や定期保険などの、掛け捨ての死亡保険の保険料が、大幅に値下がりしました。

これで、保険料の節約が可能となりました。

特に注目したいのは、2018年4月以前に加入したあなたです。

保険料は、契約時の条件が継続するため、自動的には安くなりません。

つまり、数年前に、加入したばかりのあなたなら、年齢が上がったとしても、同じ商品に再加入することで、保険料を節約できる可能性があります。

ぜひ、加入状況を見直してみましょう!

アクサダイレクト生命のアクサダイレクトの定期保険2を例に

※保険期間・保険料払込期間が10年。死亡・高度障害保険金額が1000万円の場合。

  改定前保険料(円)改定後保険料(円)増減率(%)
男性30才12401050-15.4
40才23801910-19.7
50才52904160-21.4
女性30才900830-7.8
40才15701450-7.6
50才29202680-8.2

標準生命表改定後の、2018年7月に、保険料改定された、アクサダイレクト生命の収入保障保険と定期保険。

平均16.2%もの引き下げで、すでに死亡保険に加入している人にとっても、再度見直すメリットのある、大きなきっかけとなりました。

再加入を検討した方がよいケースは

2018年4月以前に加入した。

  1. 運動習慣などにより、健康状態が改善。
  2. 加入時は、ひとつの保険会社からしか見積もりをとらなかった。
  3. 健康体料率のある商品を選択しなかった。

保険料の改定にともなう、節約のチャンスは、1のケースです。

ただ、ジム通いやウォーキングなどで、運動習慣がついたひと、飲酒をやめた人なども、健康体料率の適用により、見直して、保険料を安くできるチャンスがあります。

加入から数年程度であれば、迷わずに保険料をチェックしましょう

たとえ月額が600円の違いでも、年額では7,200円になります。20年では144,000円の保険料の節約になります。

保険は年齢とともに、保険料が上がりますが、加入から数年程度であれば、保険料改定によって、現在よりも安くなる可能性はあります。

【4】自転車保険の義務化 – 個人賠償任意保険との重複に注意

補償範囲は、個人賠償任意保険と似ています。

自治体による、自転車保険への加入義務化の動きが活発です。

これは、近年増加する、自転車事故と、その損害賠償額の高額化が背景にあります。

自転車保険は、月100円~200円程度で加入できるのが特徴で、商品によっては、示談サービスも付帯します。

ただ、注意したいのは、個人賠償任意保険との補償範囲の重複です。

自転車保険や火災保険などの特約で、個人賠償や自転車事故補償を、付帯しているケースも多いです。

一方で、自転車保険は、自身のケガについて、治療費に関する給付金がある点は、個人賠償任意保険とは、異なるメリットです。

高額賠償の判決例として、2013年男子小学生が歩行中の女性を衝突で9,521万円、2008年男子高校生が対向車線の自転車の男性と衝突で9,266万円、2007年信号無視の男性が横断中の女性をはねて女性が死亡して5,438万円などがあります。

個人賠償任意保険の補償範囲

日常生活の偶発事故(〇 OK)

  • 〇自転車で歩行者に衝突してケガをさせた。
  • 〇デパートで展示品を壊した。
  • 〇飼い犬が他人にかみついてケガをさせた。

借りたものや仕事中の事故(× ダメ)

  • ×友人から借りたカメラを紛失。
  • ×配達アルバイト中の事故。
  • ×喧嘩による暴行でケガをした。

損害保険の重複は意味がありません

医療保険や死亡保険と違って、損害保険は、損失を補てんする商品ですので、商品が重複していても、損害額以上の補償はありません。

まずは、自動車保険や火災保険の特約で、個人賠償任意保険の加入がないか、チェックして見ましょう。

【5】自動車保険(1日保険) – 必要に応じて少額で賢く補償を確保

自動車保険は、法律で加入が義務づけられている自賠責保険と、任意加入の自動車保険の、2種類があります。

自賠責保険は自分以外の対人補償だけで、保険金額の上限は3,000万円です。

この額では足りない可能性が大きいでしょう。

任意保険は、運転者限定特約などで、保険料を節約しているケースが多いですが、その場合、友人や別居の既婚の家族の車を借りて、運転したときの事故は、補償の対象にはなりません。

そこで、1日単位で保険をかけられる、1日自動車保険が注目を集めています。

三井住友海上の1DAY保険は、1日500円程度で加入できるので、選択しやすいでしょう。

三井住友海上の1DAY保険

※Aプランの場合。

対人賠償保険無制限
対物賠償保険無制限
対物超過修理費用特約差額×過失割合 50万円が限度
自損傷害保険死亡保険金1500万円。後遺障害が生じた場合50~2000万円。入院か通院した場合、5日以上入通院保険金10万円、5日未満入通院保険金1万円。
搭乗者傷害(入院/2区分)特約5日以上入通院保険金10万円、5日未満入通院保険金1万円。
搭乗者傷害(死亡・後遺障害)特約保険金額1000万円。
ロードサービス(緊急時サービス費用保険)あり

帰省中の親の自動車の運転既婚者なら、自分で保険加入

自動車保険は、家族限定特約で、保険料を安くするケースもありますが、別居で既婚の子供は、補償の対象外となるケースが一般的です。

親の保険では、カバーできない帰省中に、ちょっとだけ運転する場合については、1日自動車保険が使えるのではないでしょうか。