トンチン保険のメリットは?長寿社会を乗り切るこの保険がおもしろい!

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古い保険は役に立たない

保険3大トレンド

2017年4月に保険業界は歴史的な値上げラッシュに揺れました。特別影響を受けたのは、貯蓄性のある保険です。学資保険や低解約返戻金型終身保険など、加入者に手厚い保険が軒並み値上げとありました。

さらに2018年4月に激変要素がもう一つあります。標準生命表が11年ぶりに改訂されます。※標準生命表については下記を参考にしてください。

死亡率が男性24.4パーセント、女性15パーセント低下するという改定案が提出されました。男女ともに死亡率が低下している長寿社会を反映した内容になる予定です。

これに伴い、医療・がん保険は値上げ、生命保険は値下げの可能性があります。

逆にいえば、今こそ、値上げ前の医療保険がん保険は絶好の加入時期といえます。

2013年以降、新規に契約された生命保険のうち、医療保険がトップ。がん保険は前年比2割増しの成長分野です。この激戦区で各社がしのぎを削り、医療・がん保険の保障範囲や使い勝手が急ピッチで進化しています。

「昔に入った医療保険があるから、いいや」と考えている人、ちょっと待ってください。このように考えている人はいざというときに途方に暮れる可能性が大です。現在はがんですら通院で治療する時代です。医療保険は入院日数に応じて給付金が出るのが基本です。従来の保険ではカバーしきれない可能性があるのです。

たとえば3大疾病であるがん、急性心筋梗塞、脳卒中で一時金が出る特約をつければ、入院日数を問わず、まとまった金額が確保できます。

さらに、3大疾病の認定範囲でも各社で違いがあります。三井住友海上あいおい生命保険は、3大疾病のうち、急性心筋梗塞を心疾病、脳卒中を脳血管疾患と幅をもたせて設定しています。これが大きいのです。

心疾病については該当するケースが大幅に増えました。特にメットライフ生命保険、東京海上日動あんしん生命保険が同様の設定をしています。

チューリッヒ生命のがん保険「終身がん治療保険プレミアム」では、治療ごとの給付金が豊富で、入院給付が特約という点が評価されます。短い入院であれば貯金で賄えると判断すれば、特約を外して、多額の治療費がかかりそうな保険だけを安価に確保できます。コスト重視の方にとっても、保険の機能は拡充しています。

死亡保障保険も見直しの必要があります。まとまった死亡保障額を家族のために掛け捨てでの定期保険で確保している人が多いですが、子供が大きくなるほど生活費の総額は減っていきます。総受給額が徐々に減る収入保障保険に替えるだけでコストが半分以下になります。近頃の収入保障保険には、非喫煙者割引があり、該当すればもっと安くすみます。

DINKsや独身で、死亡保険はいらないという人向けの保険もあります。それは、病気で働けなくなった場合に収入をカバーする就業不能保険です。思った以上に長生きをして老後の資金が枯渇するのを防ぐトンチン保険というのもあります。今は死亡よりも生きるリスクに備えたい現代人によりそったものです。

新型保険のラインナップを見ていると、あれもこれも必要という気がしますが、保険はあくまで必要最低限が鉄則です。

語句

標準生命表……保険業法により標準を定められている保険会社の積立金「標準責任準備金」の計算に用いる表。死亡率、平均余命(将来の生存期間の平均値)などを男女別、年齢別にまとめたもので、公益社団法人日本アクチュアリー会が生命保険被保険者の死亡統計をもとに作成する。「生保標準生命表(死亡保険用)」「生保標準生命表(年金開始後用)」「第三分野標準生命表(双方に使用できるもの)」の三つからなる。かつては「生保標準生命表」と呼ばれていた(なお、厚生労働省が毎年公表している国民を対象とした生命表は「簡易生命表」という)。生命保険各社は標準生命表を保険料を決める際の基準として用いている。2017年3月、18年4月をもって11年ぶりに改定される見通しとなった。

DINKs……ディンクス – 共働きで子供を意識的に作らない、持たない夫婦、またその生活観のことを指すアクロニム。 Double Income No Kids(2収入、子供なし)の頭文字などを並べたもの。 Dinkyともいう。