心疾患が一時金給付の明暗を分ける医療保険
時代遅れの医療保険は見直しましょう
医療保険がカバーするのは長期入院と手術だけでした。給付金を受け取るには20日の入院が必要な保険もあります。がんになった場合、入院しないで抗がん剤治療だけで治療した場合、給付金がほとんどもらえません。死亡保険の医療特約は保険料の払込期間のみしか保障されないことが多いのです。だだし、延長ができる保険会社もありますので、確認しましょう。
古い医療保険の特約例
- 入院給付金、1日5000円。10日目からの給付で120日まで。
- 手術給付金、5万から30万円。
- 保障期間は払込期間(65才など)まで。
上記の保険の場合、胃潰瘍で1週間の入院、抗がん剤治療を通院で行った、70才で初めて入院は治療費は1円も出ません。昨今、入院日数は短期化しています。がんの場合20日間、心疾患20日間、脳血管疾患90日間で、この30年で10日間以上は短くなっているのです。特に70才以上では半減しています。長期入院での治療は一部の病気に限られています。
保険料払込免除条件
保険の新しい常識としまして、3大疾病の治療費のカバー、心疾患とがんの優先度決める、保険料払込免除条件に着目する、ということです。
生活習慣病を保障する商品も出始めています。3大疾病のがん、心疾患、脳血管疾患いがいの、肝疾患、腎疾患、糖尿病、高血圧性疾患を入れた7大生活習慣病も視野に入れてもよいかもしれません。特に貯蓄の少ない人は医療保険を前向きに考えるべきでしょう。