生命保険業界は戦国時代,国内系,損保系,外資系,ネット系41社のし烈な戦い

スポンサーリンク

生保業界は戦国時代

生命保険会社は、現在41社

ちまたの保険ショップに入ると、パンフレットがずらりと並んでいます。1996年の金融ビッグバンを契機に日本の生命保険会社は増えました。現在は41社が林立します。昨今、生命保険を契約する人口は減っていて保険会社の競争は激化しています。

日本の生命保険会社は、国内系、損保系、外資系、ネット系の4つに大きく分けられます。これらを説明いたします。

国内系

歴史のある国内系は多く、業界では社名から検字系と呼ばれています。顧客をコンサルティングする営業職員の手厚い販売手法が特徴です。これは保険料が高いといった印象がありますが、近年はネオファースト生命保険メディケア生命保険などの関連会社を通じ、価格競争力のある独特な特徴を持った商品を次々に投入しています。

子会社を持たない大手からも、明治安田生命保険の小口保険「ライト!」や日本生命保険の出産サポート保険「シュシュ」など、今までなかった商品が誕生しています。これら大手生命保険会社はITと保険の融合にも積極的で、国内外のIT企業との提携も進めています。

損保系

顧客基盤や損保の代理店網の活用で順調にシェアを伸ばしてきました。商品開発力に定評がある損保系はプロからの評価も高いのです。

たとえば、2016年9月に損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険は、ワンコインで加入できる「リンククロスコインズ」の先進医療保険を、三井住友海上あいおい生命保険は、2017年2月に、就業不能、介護、死亡の3つの保険を組み合わせた「&LIFE 新総合収入保険」を発売しました。東京海上日動あんしん生命は歩数に応じて保険料がキャッシュバックされる「あるく保険」といったユニークな保険も話題となっています。

外資系

外資系の保険会社はがん保険や医療保険を強みとしていました。昨今では、国内の破綻した多くの生命保険会社を外資系が引き受けたこともあり、医療系以外も増えています。

外資系には保障を簡素化して保険料を下げた魅力的な商品が多いです。そのなかでも勢いのあるのは、メットライフ生命保険チューリッヒ生命です。

例として、チューリッヒ生命には、がん診断一時金を主契約から外して保険料を割安にした、がん保険があります。海外に展開している強みを生かし、外貨建て保険の力を入れている会社も多いです。

ネット/カタカナ系

ここは外資系のようにシンプルな保険が多く、ネットなどで通販に力を入れています。なかでは医療保険「新キュア」をヒットさせたオリックス生命が元気です。2016年から直販営業職の社員を増員し、コンサルティングを強化しています。

ネット保険比較サイトで選択する人も増えているのも理由のひとつです。ネット業界でスタートしたライフネット生命もKDDIと提携するなど、代理店経由での販売にも力を入れています。

語句

外貨建て保険……支払う保険料や、受取る保険金・年金・解約返戻金などが、外貨になっている保険。