トンチン保険とはどんな保険?長生きがキーワード.比較ランキング掲載

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賛否両論、トンチン保険は損なのか得なのか

長生きした場合

長生きしたことによりお金が足りなくなってしまったとこほど怖いものはありません。これは死ぬよりも怖いことかもしれません。この長寿時代の老後破綻のリスクを減らすトンチン保険といわれる新製商品が相次いで開発されています。50才~70才の期間に積み立てた資金を70才から年金として受け取れる仕組みです。

グランエイジ(日本生命)

発売からおよそ1年で契約4万件という好調さ。男性で受給を始めたのが70才の場合、振込額より受取額のほうが多くなる損益分岐点が90才です。

想定よりも長く生きた結果、老後資金が底を突いてしまうリスクに備えた保険商品が開発されました。グランエイジの最大の特徴は長生きするほど得になる終身の年金保険です。

ポイントとして、有期型個人年金で75才までカバーしてその後は白紙という人に向きます。欠点としては、現状の利率では払込総額に対して損をする人が多いうえ、100才まで生きないとリターンが少ない点。貯蓄があれば、必要性は少ない保険です。

加入年齢男女50才
受け取り開始年齢70才
月額保険料男5万790円、女6万2526円
支払総額男1218万9600円、女1500万6240円
年金額男60万円、女60万円
損益分岐年齢男90才、女95才
返礼率男147.6%、女119.9%
支払い保証期間受け取り開始から5年

ながいき物語(第一生命)

日本生命のグランエイジに対抗し売り出された商品です。男性の場合はグランエイジもながいき物語も返戻率は100パーセントを超えます。損益分岐点は90才前後となります。

返戻率の高い、後発の「ながいき物語」のほうがメリットはありそうです。

加入年齢男女50才
受け取り開始年齢70才
月額保険料男4万8000円、女6万円
支払総額男1152万円、女1440万円
年金額男60万5800円、女60万8500円
損益分岐年齢男89才、女93才
返礼率男157.76%、女126.77%
支払い保証期間受け取り開始から10年

損益分岐点が90才からは、平均寿命を考えると割に合わない?

実は、50才になった人の5人に1人が90才まで生きるといったデータがあるのです。これは認知症や糖尿病になる確率と同程度なのです。女性はさらに多くて、2人に1人が90才を迎えます。バブル期に老後の資金として70才~75才までの有期型個人年金に入っている人が多いです。有期型ですのでそれ以上長生きした場合、資金計画は空白となる人も多いのです。このトンチン保険がちょどそこにフィットする形となります。

「ながいき物語」の登場で、返戻率の高い選択枝が増えたとはいえ、現状ではリターンは90才まで生きたとしても薄いです。金利の高低に左右される商品のため、さらに損益分岐点が早い商品がでてくる可能性は十分にあります。今後の料率改定や新商品に期待したいです。