就業不能保険見るべきポイント。万が一うつになってもお金の心配無用

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就業不能保険について

就業不能保険の新常識

  1. 疾病だけではなく、けがにも対応。
  2. 免責期間の有無は大きな差ではない。
  3. 仕事に復帰しても給付が続くものも。

対象疾病の範囲と復帰後の対応に大差あり

医療保険の給付は入院すれば受けられ、死亡すれば残された家族に死亡保険が給付されます。しかし、何らかのアクシデントで仕事やめざるを得なくなり自宅療養になった場合、収入はなくなり、家族の生活費や住宅ローンなどの返済のため、貯金を切り崩していくことになります。そのようなリスクに備えるのが就業不能保険です。最近では各社から相次いで発売されています。

2010年にライフネット生命保険が生命保険会社では先頭を切って就業不能保険を発売しました。単身世帯の増加に伴い、単身であれば死亡保険金は必要なく、生きていくための保障が重要だからです。

商品を選択する前にまず公的保障ででどこまでカバーできるかを知っておく必要があります。会社員の場合、短期の入院であれば、有給休暇が使えます。たとえばその後欠勤や休職扱いとなっても、最長で1年6ヶ月は、月給の2/3程度の傷病手当金が健康保険から給付されます。ここまでは貯蓄である程度は対応できると思います。

問題はその後です。1年6ヶ月を超えても仕事に復帰できない場合です。障害認定を受けると、障害年金が支給されますが、金額は生涯の状態などで決まり、収入源になる可能性が高いでしょう。また自営業・フリーランスなどで国民健康保険に加入している場合は、そもそもが傷病手当金の制度がありません。

こういった人たちは入院や自宅療養が即座に収入源に直結します。会社員よりも就業不能状態への備えは重要となります。

歴史の浅い就業不能保険は医療保険や死亡保険と異なり、まだ商品内容が定まっていません。各社がまちまちです。したがって保険料だけの比較は意味をなさないのです。

見るべきポイントは3つ

ポイント1

まず、対象となる疾病です。けがや病気を問わずに仕事ができない状態であれば給付対象になるものもあれば、3大疾病や5大疾病などの特定の場合にのみ限られるものもあります。その場合は、けがは対象になりません。また、精神疾患は対象外のものが大半を占めます。

ポイント2

2つ目は保険金が給付される条件です。多くの商品では60日~180日間の免責期間があり、就業不能状態がそれ以上継続して初めて給付対象となります。さらに、仕事を休んでいるだけで就業不能と認められるとは限りません。

入院の場合はほぼ対象となりますが、自宅療養の場合は判断が難しいのです。障害年金の認定条件を免責期間なしとするものも多いですが、認定は原則として初診日から1年6ヶ月後です。いずれにしてもすぐに給付を受けられるわけではありません。

ポイント3

3つ目は、仕事に復帰できたときの対応です。就業できた時点で給付が打ち切られるものもあれば、保険料は上がりますが、一度給付が始まると、保険満了まで支払いが継続されるものもあります。アフラックの「給与サポート保険」は、精神疾患をのぞいた病気やけがが幅広く対象となります。保険料は比較的安価です。これは就業不能状態だけではなく、障害年金の1級か2級の認定を受ければ、何らかの仕事に就けても給付が継続します。仕事に復帰しても前のような収入を得るのは難しい、といった声を拾いました。

ライフネットは仕事に復帰すると給付が止まりますが、アフラックよりもさらに保険料が安いです。傷病手当金が出る会社員であれば、1年6ヶ月までは給付額を設定額の半分に抑えるハーフタイプを選択できて、より安い保険料となります。

死亡保障の特約で備える

上記の2社ともに精神疾患は対象外となります。それらに備えられる保険が、朝日生命の「収入サポート保険」、住友生命「1UP(プライムネット)」、チューリッヒ生命の「くらすプラス」の3つです。いずれも給付条件は極めて厳しく、障害認定や60日以上の継続入院などが必須です。うつ病になったら出るというわけではありません。

60日~180日以上の自宅療養や入院が必要で、かつ、精神疾患は対象外という内容では、実際に給付される可能性は限りなく低い、という声もあります。独身や自営業の人などが就業不能リスクに備える必要があるものの、なかなか満足のいく商品が出ていません。まずは医療保障や死亡保障を優先すべきという声も多いのが現状です。

それならば、死亡保障などと就業不能保障を組み合わせて、両方備える手もあります。そのタイプで保障が手厚いのは、三井住友海上あいおい生命保険の「&LIFE 新総合収入保障Ⅲ型」です。これは介護障害保障、死亡保障もセットで備えられます。対象となる疾病は9つで、他社の特約と比べると範囲は広めです。それ以外の病気やけがも介護障害保障でカバーされるケースがあります。

また、住宅ローンの返済が心配であれば、就業不能もカバーする団信(団体信用生命保険)が付いたローン商品があります。メガバンクでは金利が0.3パーセント程度上乗せされますが、ネット銀行であれば標準で付帯するものもあります。手厚い保障がプラス負担なしで得られます。

語句

3大疾病……がん、急性心筋梗塞、脳卒中。

5大疾病……がん、脳卒中、心臓病、糖尿病、精神疾患。

就業不能保険のランキング.けがに対応,免責期間の有無?,仕事復帰でも給付
保険金支払いの要件はおおむけ厳しい。就業不能保険を選ぶなら、家族のお守り(損保ジャパン日本興亜ひまわり生命)、&LIFE 新総合収入保障Ⅲ型(三井住友海上あいおい生命)、家計保障定期保険NEO 就業不能保障プラン(東京海上日動あんしん生命)、くらすプラス(チューリッヒ生命)、プライムフィット(住友生命)
就業不能保険を選ぶた比較ランキングを掲載。メリットデメリットは?
長期の入院や自宅療養に対して給付金がでるのが就業不能保険。収入サポート保険メンタル疾患契約(朝日生命)、給与サポート保険(アフラック)、リビングエール(日立キャピタル損害保険)、働く人への保険2(ライフネット生命)。就業不能保険の新常識は疾病だけではなくけがにも対応、免責期間の有無は大きな差ではない、仕事に復帰しても給付が続くものも