自動車保険は代理店型かダイレクト型で。ダイレクト型はコスト重視

スポンサーリンク

自動車保険について

リスクの細分化で保険料金が変わる

毎年更新がくる自動車保険は、見直しによるコストダウンがもっとも手軽にできる分野でしょう。免許証の色や年齢、使用目的、年間走行距離など細かな条件を保険料に反映するリスク細分型の商品が主流となっており、最安のものが毎年入れ替わりやすいのです。

事故の有無も保険料を決める重要な要素であり、他人が安いといっても商品によっては自分に当てはまるとは限らなくなっています。

2018年度から業界全体で保険料が下がる機運も出てきています。損保会社でつくる損害保険料率算出機構は5月末に保険料率算定の基準となる参考純率を平均で8パーセント引き上げると決めました。参考純率が下がるのは2014年ぶりです。

自動ブレーキが進化し、事故率が低下したのが一因で4パーセントから5パーセントは下がるのでは、といった声もあります。自動車保険を見直すには2017年から2018年の更新時期が絶好のタイミングといえます。

担当者を通じて契約する大手損保の代理店型と、電話やインターネットで直接申し込むダイレクト型がある

日本損害保険協会によりますと、自動車保険加入の91.7パーセント(2015年度)は代理店型が占めており、ダイレクト型はその安さにもかかわらず、浸透していないといえます。

自動車保険は万一のときに進化が発揮されます。価格は高くても、事故対応では代理店型安心といった思いがあります。ダイレクト型では17時~20時で当日の初期対応を締め切るのに対し、大手損保であれば24時間対応です。かつ、サービスセンターが全国にあり、初動も早いのです。

このような代理店型の良さを備えながら、保険料も割安のなのが、全労済のマイカー共済です。これはリスク細分型という考えはとらずに、たとえば、ゴールド免許でもブルー免許でも保険料は変わりません。それなのに20才、30才、40才のいずれも大手損保よりも保険料が安いのです。

全労済のほうが保険料が安くなる人は多いはずですが、個人賠償責任特約が弱い点には注意が必要です。

ダイレクト型はコストを重視

ダイレクト型ではセゾン自動車火災保険が40才の保険料で最安です。「おとなの自動車保険」の名のとおり、40代、50代にオススメです。

ASLSOKが事故現場に24時間駆けつけるサービスもあります。どの年代もおしなべて保険料が安かったのはイーデザイン損害保険です。一方、20才では三井ダイレクト損害保険が秀でています。

ダイレクト型の最大大手、ソニー損害保険は拠点地が比較的多く、価値とサービスのバランスがとれています。走行距離が短いほど安くなり、休日に近距離を走る程度であれば、メリットは大きいでしょう。

個人賠償責任保険は重要

自動車保険に入るうえで重要な特約のひとつが個賠です。自動車保険の代わりとなるだけではなく、マンションの水漏れで階下に損害を与えた、展示品を壊してしまったなどの日常のトラブルまで、年額2000円前後で補償してくれます。

同居家族や親元を離れた子供にも使える優れものですが、認知度が低く、セット率は2割程度です。大手損保なら国内無制限、海外も1億円まで補償しますが、イーデザイン損害保険、三井ダイレクト損害保険には、そもそも個賠がありません。

全労済とSBI損害保険は自動車事故のみに備える特約で、やや補償が手薄となります。その点、セゾン自動車火災保険は、ダイレクト型にもかかわらず、示談交渉付で国内は無制限補償と秀でています。

その他

弁護士費用特約は契約者に落ち度がない「もらい事故」で活躍します。どの損保会社でも付けられますが、使える範囲に差があることはあまり知られていません。大手の損保会社は自動車事故のみが対象ですが、全労済が「自動車事故を含む交通事故」、アクサ損害保険は「自動車事故+偶然の事故」と、やや広いです。

三井住友海上火災保険やソニー損害保険では、自動車事故に加え、日常事故までカバーできる特約内容も選択できるなど、範囲の見直しが進んでいます。

10代や20代は、どの自動車保険でも保険料が高いです。これを回避する定石テクニックは、同居する親の等級を引き継ぐことです。1日保険を利用する手もあります。