損害保険(痴漢冤罪保険,地震保険,自転車保険)ベストランキングを掲載

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損害保険 -2

痴漢冤罪保険

電車で痴漢を間違えられたらどうするのでしょう。とりあえず弁護士に相談したいというニーズに応えたのがジャパン少額短期保険の商品です。登録弁護士全員に一斉にメールが送信され、数分以内に弁護士と電話で相談ができます。痴漢冤罪報道が本格化した5月以降に契約が急増しました。9割が男性で首都圏の1都3県で3/4を占めます。実際に役立つかは気になるところですが、解決に導いた例が1件あるらしいです。

4月の契約数が42件だったのに対し、6月には実に1523件の契約がありました。

 会社名 ジャパン少額短期保険
 商品 男を守る弁護士保険 女を守る弁護士保険
 保険料 月額590円
 ヘルプコール(平日のみ) 7時~10時、17時~24時
 弁護士費用等保険金 最高300万円
 法律相談費用保険金 最高10万円
 個人賠償責任保険金 最高1000万円

地震保険

火災保険とセットで入る地震保険は現在、見直しの途上にあります。大規模な自然災害が増えていることを反映し、2017年1月に続き、2019年1月と2021年1月にも保険料のアップが予定されています。基準料率の値上げ幅は最終的に全国平均2016年比で14.2パーセントです。全損、半損、一部損としてきたこれまでの損害区分も全損、大半損、小半損、一部損と細かく分類されました。

 会社名 損保ジャパン日本興亜ホールディングス
 商品 地震危険等上乗せ特約
 補償金額 地震保険金と同額を上乗せして支払う
 保険料の目安 1.3~2.1倍程度

地震保険は特約で上乗せできます。100パーセントまで補償額を引き上げることが可能です。地震保険は火災保険金の50パーセントまでしか受け取れず、必ずしも生活再建に十分とはいえません。地震保険と同額の保険金が上乗せして支払われる特約に入れば、最大100パーセントとなります。

自転車保険

自転車保険はけがの補償と個人賠償責任保険を組み合わせた商品です。自転車事故に加え、日常の事故もカバーするのが特徴で、スマホやコンビニで気軽に入れます。補償額が最も手厚いのが東京海上日動火災保険です。損保ジャパン日本興亜ホールディングスの保険料は1人でも家族全員でも変わらず年3080円です。

けがの補償はau損害保険の「Bycle」(バイクル)が充実しています。保険料は大手損保と比べて割高ですが、入院日額最高1万2000円、3日以上の入院で最高10万円の一時金がもらえます。

 会社名 東京海上日動火災
 商品 ドコモサイクル保険(ドコモユーザー限定)
 加入年齢 18才~70才
 補償金額 最高5億円
 入院保険金(日額) 3000円
 手術保険金 入院中は3万円、入院中以外は1万5000円
 保険料(家族プラン) 月額990円

 

 会社名 損保ジャパン日本興亜
 商品 自転車向け傷害保険(ファミリーマート限定)
 加入年齢 20才~69才
 補償金額 最高3億円
 入院保険金(日額) 5000円
 手術保険金 入院中は5万円、入院中以外は2万5000円
 保険料(家族プラン) 月額3080円

 

 会社名 三井住友海上火災
 商品 セブン-イレブンで入る保険
 加入年齢 20才~69才
 補償金額 最高3億円
 入院保険金(日額) 4000円
 手術保険金 入院中は4万円、入院中以外は2万円
 保険料(家族プラン) 月額7210円

 

 会社名 au損保
 商品 Bycle(auユーザー以外も可)
 加入年齢 18才~74才
 補償金額 最高2億円
 入院保険金(日額) 6000円(自転車事故のけがは1万2000円)
 手術保険金 入院中は6万円、入院中以外は3万円
 保険料(家族プラン) 月額2090円、年額2万2740円

icon-arrow-up Bycleは、3つのプランの内、最も補償が手厚い「ゴールドコース」で比較しています。自転車事故の場合は、手術保険金も2倍になります。3日以上の入院で入院一時金5万円、自転車事故のけがなら10万円が支払われます。

自転車事故は個人賠償責任特約(個賠)で安く、補償内容もほぼ重複しています。自動車保険や火災保険に加入済みであれば、個賠を付けることで、自転車事故に安く備えられます。自身のけがに使えませんが、年額2000円程度で日常事故にも対応できます。自転車保険は特約に入れないときのみに検討したほうがいいでしょう。

火災保険

火災保険は特約を付けて、日常に備える万能保険になりえます。火災保険は火災のみに備える保険ではありません。特にクルマを持っていない場合は、自動車保険に付けられる各種補償を、火災保険が一手に担うことになります。たとえば、弁護士費用をカバーする弁護士費用特約、自転車事故や日常のトラブルに幅広く対応できる個人賠償責任特約(個賠)も付加できるなど、使い勝手がいいのです。地震や噴火、津波に備える地震保険は、火災保険への加入が前提となります。

火災保険は新価契約にしたい

火災保険には時価契約と新価契約があります。時価とは現在の家の価格です。新価とは新築当時の価格。家を建て直すさ際、新価契約であれば、経年劣化を考慮せずに新築時と同等の家が建てられます。契約は時価から新価に切り替えたいですね。

セコム損害保険の火災保険「セコム安心マイホーム保険」は機械警備の導入で「ホームセキュリティ割引」があり、オール電化住宅であれば、「オール電化住宅割引」があります。これは併用可能です。他に築淺割引もあるなど、新築戸建ての場合、セコムが頭ひとつ抜けています。

ホームセキュリティ割引(約17パーセント~37パーセントOFF)+オール電化住宅割引(約7パーセント~17パーセントOFF)となります。これはお得でしょう。

その他、認知症男性の列車事故を受け、三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損保保険は今年から火災保険の個賠で列車の運行不能もカバーします。加入率は通常の特約の2倍です。