病気になったらいくらかかるのでしょう?例をあげて解説します。

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病気の値段はいくらなのでしょう

負担の実態を把握して早めに安心できる備えをしましょう

病気になったときは、自分の身体のことだけでも心配は尽きないのに、それに加えて費用のことも考えなくてはなりません。これは二重の心理負担になってしまいます。

病気で入院や手術が必要になる事態は誰にでも起こりえるものです。そのときに費用面の事前準備ができているだけでも、精神的負担は軽くなります。

安心して治療に専念するためにも、どの程度のお金がかかり、どれだけ備えておけばいいのかを、健康なうちにしっかり考えておくことが大切です。

下記に具体例を示しましたので、病気になったときにかかる費用を確認し、いざというときに支出できるお金がどれだけあるかを考えたうえで、医療保険での備えが必要かを考えましょう。

個室を希望したら、1日約4万円もの負担になった例もあります。さらに、入院や手術よりもその後の治療費の負担が大きくなった例もあります。

乳がん(Aさん42才・女性・会社員。家族構成:夫42才・会社員、母65才)

Aさんは親族が立て続けに乳がんになったこともあり、検査をしたら自身も乳がんが見つかり、すぐに治療を開始しました。

手術に伴う入院は8日間でしたが、精神的負担を考えて、個室を希望したところ、1日約4万円の差額ベッド代がかかることになりました。

その後も放射線治療のために約1ヶ月間毎日通院する日が続き、体力的にも金銭的にも大きな負担になりました。

ただ、Aさんは女性疾病の保障が手厚い保険に入っていたおかげで、かかった費用以上の給付が受けられ、治療に専念できたのです。

Aさんの乳がん治療の経過

2008年10月中旬近所のクリニックで検診を受ける
2008年10月中旬以下乳がんと告知される
2008年10月下旬大学病院へ
2008年11月下旬主治医が決まる
2009年1月中旬~末入院・手術
2009年2月上旬今後の治療方針を決定
2009年4月上旬~5月上旬放射線治療(28回)
2009年6月中旬以降3ヶ月に1回ホルモン療法のため通院

かかった費用

診断が確定するまで1万1800円
入院前3万9150円
入院費45万9490円
術後検診1万3290円
放射線治療(28回分)18万5280円
ホルモン療法(4回分)14万9720円
合計85万8730

戻ったお金

健康保険組合からの還付金5万2670円(未精算分あり)
A生命保険手術給付金 6万円
女性疾病手術給付金 5万円
成人病手術給付金 3万円
B生命保険手術給付金 25万円
がん手術給付金 30万円
疾病入院給付金 2万円
女性疾病手術給付金 25万円
女性疾入院術給付金 2万円
合計103万2670円

大腸ポリープ(Bさん40才・女性・会社員。家族構成:妻35才・会社員、長女5才・幼稚園)

Bさんは、会社員の健康診断で大腸がん検査が要再検査となり、総合病院で内視鏡検査を受けたらポリープが見つかました。5日間入院し、内視鏡手術でポリープを切除しました。

術後の病理検査で良性と判断されましたので、深刻な事態にならずにすみ、費用もトータルで10万円程度でした。

Bさんは医療保険に入っていなかったので、全額自己負担となりました。

ポリープは一度できると再発の可能性が高いのです。医療保険未加入でしたが、手術をしたあとは一定期間加入できませんので、費用面でも心配が残る結果となりました。

かかった費用

診断が発覚するまで9140円
診断が確定するまで1万5020円
術前検診9090円
入院費6万4920円
術後検診210円
術後検査5150円
合計10万3530円

甲状腺乳頭がん(Cさん48才・女性・会社員。家族構成:夫50才・会社員、長男20才・大学生、長女16才・高校生)

Cさんは、確定診断が早く出るようにPET検査(陽電子放出断層撮影法)を受けたところ、甲状腺乳頭がんでした。甲状腺摘出手術を受け、総額40万円の費用負担になりました。

健康保険組合などからの還付金でカバーされたものの、約20万円の自己負担になりました。今後も甲状腺ホルモンの投与と定期検診が一生続きます。

甲状腺がんの中でも甲状腺乳頭がんは最も多く、患者の8割は女性です。

かかった費用

診断が発覚するまで12万円
入院前3万6110円
入院費17万9510円
術後検診1万52700円
術後治療3万3900円
定期検診(2回分)1万8230円
合計40万3020円

戻ったお金

健康保険組合からの還付金13万37円
共済保険7万7000円
合計20万7037円

今後かかるお金

3ヶ月ごと、一生。1回9000円+定期検診費用。