たくさん保険の種類があるけど、何に入ればいい?
保険の種類は保障目的で3つに分かれる
1.死亡保障のための保険
●終身保険
- 保険料は掛け捨てではないので割高となる
- 満期はない。
- いつ死亡しても保険金が出る。
- 保険金額はずっと同じ。
●定期保険
- 保険料は掛け捨てで割安となる。
- 満期が決まっている。
- 満期までに死亡すると保険金が出る。
- 満期まで保険金額はずっと同じ。
●収入保障保険
- 保険料は掛け捨てで割安となる。
- 満期が決まっている。
- 満期までに死亡すると保険金が出る。
- 保険金額は減っていく。
2.医療保険のための保険
●終身型医療保険、定期型医療保険
- 入院や手術などの医療保障が準備できる。
3.長生きに備える・お金を貯めるための保険
●個人年金保険
- 老後の生活費に備えられる。
●養老保険
- 満期までに死亡すると死亡保険金が出る。
- 満期時に生きていると満期保険金が出る。
妻子のいる人が最優先するのは死亡保障です
妻子のいる人が最優先するのは、まずは死亡保障が必要でしょう。万が一大黒柱が亡くなった場合、残された家族は生活に困窮する可能性もあります。残された家族の安心のために、お金を用意するのが死亡保険の役割となります。
死亡保障には一生涯保障が続く終身保険や、一定期間のみ保障される定期保険、加入時をピークとして少しずつ保障が減っていく収入保障保険の3種類があります。
2つ目は医療保険です。普段、健康の人の場合ですと医療保険など気にもとめません。しかし、けがや病気のリスクについても、考えておかなければならないのは、頭ではわかっていると思います。
大きな手術や長期入院となった場合には負担が増え、生活費を圧迫します。そのような不測の事態に備えるのが医療保険です。医療保険には終身型医療保険(一生涯)と、定期型医療保険(一定期間)があります。
3つ目は、貯蓄や長生きのための保険があります。個人年金保険や養老保険がこれに当たります。
どの保険に入るかは、自分の置かれている立場によって異なります。経済的ダメージが大きい順にカバーできる保険を選択する必要があります。
妻子のいる男性であれば、死亡した場合が家族にとっての最大のダメージとなります。この場合は死亡保険が優先されます。
次に順位度が高いのが医療保険でしょう。
共働きで子供のいない夫婦であれば、一番は医療保険、次に死亡保険となります。
シングルの人であれば、一番に医療保険です。死亡保険は結婚してからでもよいと思います。
家庭を持っていても持っていなくても、それらの保険も考えながら、長生きのリスクに備える保険や、お金を貯める保険である、貯蓄性保険のことも考えましょう。先々を見据えて長期的にお金を貯めたいときに加入するとよいでしょう。