生命保険のビフォーアフター – 3 「30代夫婦、妻の医療保険を検討」

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生命保険のビフォーアフター – 3 「30代夫婦、妻の医療保険を検討」

データ

夫(30才)年収370万円、妻(33才)年収144万円。長女(1才)毎月の支出(生活費35万円)※保険料は含まれていない。夫死亡時(月額10万円×25年)、夫入院(日額1万円)、妻死亡時(1000万円)

そろそろ2人目の子どもを希望していることもあり、その前に夫婦共に保険の見直しをしたいと思っている。気になるのは、夫のがん保険が先進医療に対応していないことと、妻に医療保険がないこと。今後、2人の子どもを育てていくうえで、夫の死亡保障と医療保障が足りているか不安。

夫の医療保険、がん保険を先進医療に備えるものに変更したい。夫の死亡保障、医療保障は現状のままで足りているのか? がん保険は保険期間が終了するとどうなっちゃう?  妻の保険は死亡保険のみなので医療保険に入りたいが……。妻の医療保険はどのくらいあればいい?

妻の医療保険がない、夫の保障も充実させたい → 定期型を終身型に変えて一生涯続く保障に

Before(月額保険料1万970円)

●夫

 保険商品 終身医療保険
 保険金額 入院日額1万円
 保険期間 終身
 保険料・払込期間 3200円(終身)

●夫

 保険商品 がん保険
 保険金額 入院日額5000千円、がん治療費用1回のみ300万円
 保険期間 35才(25才加入で保険期間10年)
 保険料・払込期間 3270円(35才まで)

●夫

 保険商品 収入保障保険
 保険金額 死亡保障月額10万円×25年(最高3000万円)
 保険期間 50才まで
 保険料・払込期間 3550円(50才まで)

●妻

 保険商品 定期保険
 保険金額 死亡保障1000万円
 保険期間 39才(28才加入で保険期間10年)
 保険料・払込期間 950円(38才まで)

After(月額保険料1万945円)

●夫

 保険商品 医療保険 新キュア(オリックス生命)
 保険金額 入院日額1万円、がん一時金150万円(1年に1回給付、支払回数無制限)、先進医療2000万円
 保険期間 終身
 保険料・払込期間 4962円(終身)

●夫

 保険商品 メディフィット収入保障(メディフィット生命)
 保険金額 死亡保障月額10万円×30年(最高3600万円)、(非喫煙者優良体保険料率)
 保険期間 60才
 保険料・払込期間 2391円(60才まで)

●妻

 保険商品 死亡保障付医療保険リリーフ・ダブル(オリックス生命)
 保険金額 死亡保障250万円、入院日額5000円、先進医療2000万円
 保険期間 終身
 保険料・払込期間 3592円(終身)

定期保険の保険期間終了後を意識したい

今、妻が加入している死亡保障の定期保険は、10年の保険期間であるため、6年後には保障がなくなります。夫の保険も、がん保険が10年ごとに契約が更新されますので、そのたびに保険料がアップするのが気になります。

自動更新される保険や定期保険に加入している人は、保険期間終了後をイメージできない人が少なくありません。そのあと保険に新たに加入する場合には、保険料がかなり高くなってしまう可能性があります。または持病が見つかって保険そのものに加入できない場合もあります。

この見直しでは、保険料を変えないで保障内容を最適化する保険を選択しましたが、貯蓄型の保険を選択できれば、より効果的に保障が得られます。

また、今回の妻の死亡保障のように、社会保障制度の変化により必要な保障は日々変わってきます。選択すべき保険は家庭や社会状況により異なりますので、プロに相談するのがベストでしょう。

収入保障を非喫煙者割引のあるタイプにしたい

夫の収入保障保険を非喫煙者割引のあるタイプに変更。保障額を増やして保障期間をのばしつつ保険料を安く抑えています。保障額は生活費や遺族年金、妻の収入のほかに、保障が必要な金額と期間、貯蓄の有無なども加味したうえで、残された家族の生活をイメージして決定しましょう。

保障が一生涯続く医療保障に

夫がこれまで加入していた保険は、掛け捨てタイプでした。このため、保険期間が終了すると保障もなくなってしまいます。このたびの見直しでは先進医療に対応させ、がんの一時金を、支払い回数無制限のものに変更しました。更新がありませんので、保険料は永久にこのままで、終身の医療保険を持つことができます。

遺族年金制度の改正に合わせて妻の保障を最適化した

2014年から父子家庭にも遺族年金が給付されるようになりました。それに伴い、妻が死亡した場合の保障額が下がったので、準備する死亡保障を250万円に削減しました。死亡も医療も保険料はアップすることなく、一生涯続く保障に変更しました。変化する社会保障制度を把握し、適切な保障を選択しましょう。

まとめ

一生涯続く保障を、保険料を変えずに確保。

  1. 夫の収入保障は非喫煙者割引タイプで、保障内容をよくして保険料を下げた。
  2. 先進医療やがんにも対応した終身型医療保険で一生涯続く保障を持つ。
  3. 遺族年金制度の改正に合わせて、一生涯続く死亡保障と医療保障を確保。