医療費の3割負担を全額保障
医療費の3割負担は意外と重い
一般的な医療保険の入院日額タイプの保険は、1日の入院の保険金が支払われます。しかし、最近は入院日数が短くなっていますので、実費保険タイプの医療保険が増えてきています。
実費保障では、医療費の3割自己負担分が、そのまま保険金で支払われるため、実際に、入院時にかかった費用が、全て保障されることになります。
今年1月に販売を始めた「ZiPPi<ジッピ>」(ソニー損害保険)は、自己負担分の基本保障に加え、先進医療や、差額ベッド代などのオプションを備えることができます。
どれも終身ではなく、5年や10年などの定期保険ですので、保険料は割安となっています。
40~50代などでは、子どもの教育費がかさみます。そのため、保険料を安くしたいけれど、万が一の保障は手厚くしたい、と考えている人に向いています。
公的保障である高額医療費制度との兼ね合いも視野に入れ、ご自身のニーズにあった保険を検討したいものです。
商品名 | 保険会社 | 特徴 | 発売時期 |
ZiPPi<ジッピ> | ソニー損害保険 | インターネット専用商品。差額ベッド代も条件付きで保障。 | 2017年1月 |
ネオdeちりょう | ネオファースト生命保険 | 外来手術も保障。満期までに給付金の支払われる入院がなければ、無事故給付金がもらえる。 | 2016年3月 |
じぶんへの保険プラス | ライフネット生命保険 | 入院前後の一定期間は外来医療費も実費の半額を負担。がん診断・治療で一時金が出る。 | 2012年10月 |
みんなの保険2 | 富士火災海上保険 | 入院諸費用保険金の基本保障で差額ベッド代、ホームヘルパー費用などを保障。 | 2010年12月 |