「iPhone X」アイフォーンテン、全面ディスプレー、有機EL採用。2017年11月3日発売
iPhoneの10周年記念モデル「X」(テン)などの3機種を発表しました。初めてiPhoneで有機ELを採用し、押しボタンスイッチをなくしたデザインは、全面ディスプレーとなります。日本では品薄の懸念もあるとのこと。
同時に、既存モデルの改良型iPhone8と8プラスは22日に発売。Xは11月3日に発売されます。
iPhoneは10年前に創業者の故スティーブ・ジョブス氏が手がけた、最大の遺産です。今ではiPhoneはアップルの売り上げの過半数を占めています。
「iPhone X」の価格は11万2800円
高いと思うか、こんなものと思うか、安いんじゃねと考えるか、あなたはどれでしょう? 今持ってるやつで十分という方もおられるでしょう。
一時、アップルは割安の機種を出しましたが、新興国で開発された格安スマホに追い上げられました。そんなこともあり、アップルは今回、節目である10年目ということで、高級路線を鮮明にしたのです。
日本では入手困難の可能性、との見方もあります。それほどの人気となる、と予想していますが、はたして……。
有機EL(OLED)は、液晶などに比べて、消費電力が低く、薄型軽量、コントラストがいい、スピードが速いといった特徴があります。これも魅力ですね。
日本国内で出荷されたスマホの5割はiPhone(2016年度の売り上げ)なのです。価格が高くてもデザインや操作性がいいので売れています。
iPhone Xはもう少し早く発売する予定だったのですが、遅れた理由は、すでに有機ELを採用している韓国のサムスンから、部品の調達をする必要があったからなのです。
「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」
顔認証はとても便利
iPhoneを見つめるだけで、すぐにロックが解除します。画面から顔をそらすと、ふたたびロックされます。ヒゲやメガネ、帽子があっても、認識します。顔を立体的に認識しますので、写真ではロックの解除はできません。
早くもソフトバンクが半額プラン
iPhone X、iPhone 8、iPhone 8プラスの3種を、半額で購入できるサービスを発表。端末価格の半分を分割で2年間支払います。しかし、2年後にソフトバンクが指定する端末に変更することが条件となります。使用後のiPhoneはソフトバンクに引き取られます。さて、いかが?