天候と季節の変化 – 台風は日本に8,9月に最も接近する熱帯生まれの強力な低気圧

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台風の通り道とその特徴

台風は日本に、夏から秋にかけて、多くやってきます。

熱帯地方の海上で発生する、上昇気流によって生じた、積乱雲の集合体である、熱帯低気圧が、勢力を拡大したものです。

最大風速が17.2m/s以上になると、台風と呼ばれます。

日本近海に接近、あるいは、上陸すると、強い風や雨をもたらし、大きな災害を招くことがあります。

しかし、台風が降らせる多くの量の雨は、日本人の生活を支える、大事な水資源にもなっています。

地球の自転の影響で、熱帯の海上で生まれた台風が、日本の位置する、中緯度帯までやってきます。

生まれた台風は、北に進もうとします。

しかし、赤道に近い低緯度地帯では、東よりの偏西風が吹いています。

これにより台風は、北西方向に進行します。

太平洋高気圧が大きく張り出す夏は、進路を阻まれて、北に進むことができずに、フィリピンや、中国大陸などに向かうことが多いです。

太平洋高気圧の勢力が、東寄りにあるか、さほど強くない場合には、台風は北上します。

こうして偏西風が吹いている緯度まで来ると、東に流されるため、北東に進路を変更します。

太平洋高気圧の縁(ふち)を、回り込むように進むので、日本列島の近くを通過したり、上陸して、強風の被害をもたらしたり、大量の雨を降らせたりします。

一年中、台風は発生していますが、発生数は、8月でおよそ平均で5.5回、9月が5.1回と、この2ヶ月間が最も多いです。

日本への接近は、8月で3.4回、9月で2.6回。

上陸は、8月、9月共に、0.9回となっています。

上陸の確率は9月に多いのは、太平洋高気圧の張り出しが弱まり、台風がより東の進路をとるからです。

しかし、実際に台風が進む方向は、その時々の気圧配置などにより、影響を受けます。

従って、月ごとに毎年一定とは限りません。

中には、コースがフラフラしたり、一時的に停止したり、旋回やUターンしたり、予測不能の動きをするものあります。

このような、複雑な動きをする台風は、迷走台風と呼ばれます。