天候と季節の変化 – 風雨の強弱区域と進路には一定の関係がある

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台風の進路、風雨の強弱予想

新聞やテレビなどを通して、発表される台風の進路は、台風予報図で確認することができます。

台風予報図

台風予報図

※気象庁のホームページから引用

台風予報図は、台風の暴風や強風域、現在位置のほか、暴風警戒域や予報円などが書かれた図です。

予報円というのは、12時間後、24時間後、46時間後などに、台風の中心が、70パーセントの確立で、到達する範囲を示したものです。

暴風警戒域は、台風の中心が、予報円の中に入り、25m/s以上の風が吹く、暴風警戒域にはいる可能性のある範囲を示しています。

台風予報図は、台風の状況により、修正されます。

台風の被害を少なくするためには、新しい情報を入手して、適切な対策をとることが大切です。

最も注意すべきは、台風が接近してきたときの風です。

台風には、弱い風の部分と、強い風の部分があります。

強い風は、台風の進行方向の、右半分にあたる、危険半円と呼ばれる部分です。

ここはには、台風自体の風に、台風の進行速度が加算された、強い風が吹くので、被害が大きくなる可能性があります。

これに対し、台風の進行方向の、左側の可航半円(かこうはんえん)と呼ばれる部分は、逆に台風の進行速度と風が、逆向きになるため、地上で吹く風は、大きな強さはありません。これが弱い風の部分です。

可航半円(かこうはんえん) – 移動する熱帯低気圧の進行方向に対し、北半球では左側、南半球では右側の半円。風が比較的弱く、航行中の船を熱帯低気圧の後方に運ぶように吹くので、脱出しやすい。追い風半円。

最も風が強いのは、台風の目(中心)の近くですが、目の中に入ってしまいますと、風が一時的に弱まった後、再び強い風が襲ってきますので、注意が必要です。

台風での雨は、風と同じように、中心の周辺が、最も強いですが、外側に向かって延びている部分も、積乱雲が連なっている場所ですので、強い雨が降ります。

さらに、日本の近くに、秋雨前線や梅雨前線がありますと、台風が遠方にあっても、前線を刺激して、大雨を降らせることもあります。

台風は、潮位が上がる、高潮の被害をもたらすことがあります。

台風が接近しますと、低い気圧によって、海面が上昇します。

南向きの港には、強い風により、海水が吹き寄せられ、さらに満潮が重なると、海水が堤防を越えて、浸水被害をもたらすことがあります。