冷えた雨の中,氷晶が成長し解けずに凍ったまま地上に届いたのが雪

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どのようにして雪ができるのでしょう

雨が夜のうち、または明け方に雪に変わっているということを、日常的に我々が経験しています。

雨が雪に変わるのは、当然のことですが、気温の低下です。地上の気温が2℃程度に下がったとき氷晶は溶けずに、個体のまま地上へ落ちます。雪が落ちる途中、大気の湿度が低ければ、氷晶はさらに溶けにくくなります。

冷たい雨を降らせる積乱雲の中で誕生し、成長した氷晶こそが雪の結晶なのですが、氷晶は水蒸気の量や気温によって、さまざまな形に変化します。

冷たい雨の中で成長した氷晶が溶けずに凍ったまま地上まで届いたものが雪です

もっともなじみの深い六角形の樹枝状の雪の結晶は、マイナス10からマイナス20℃程度の気温で、かつ、水蒸気が十分に飽和しているときにできます。

樹枝状のほかにも角板状や角状になるなど、変化に富むすべての雪の結晶は六角形をしています。

それはなぜか。

H2O(エイチ・ツー・オー)、水の分子構造に原因があるのです。

水の分子は、水素-酸素-水素とつながっています。それがおよそ120度の角度でつながっているために、六角形を基本とした形状になるのです。

氷晶は積乱雲の中を落下しますが、いったん落下し始めても、ふたたび上昇気流にとらえられて、上昇してしまう場合もあります。この氷晶は積乱雲の内部で上昇と落下を繰り返しながら大きく成長していきます。

直径が5ミリ程度まで大きく成長して、そのまま地上へ落下するものが、霰(あられ)です。その直径が5ミリ以上ものが、雹(ひょう)です。

霰も雹も途中で溶けた場合には、大粒の雨となるのです。

語句

氷晶……ひょうしょう – 大気中の水蒸気がセ氏零度以下に冷却されたときに生じる微細な氷の結晶。