注意報と警報の違いは何でしょうか – 3~
注意報について
大雨注意報
大雨による災害が発生するおそれがあると予想したときに発表されます。対象となる災害として、浸水災害や土砂災害などがあげられます。
洪水注意報
大雨、長雨、融雪などにより河川が増水し、災害が発生するおそれがあると予想したときに発表されます。対象となる災害としては、河川の増水や氾濫、堤防の損傷や決壊による災害があげられます。なお、河川を特定する場合には、指定河川洪水警報を発表します。
大雪注意報
大雪による災害が発生するおそれがあると予想したときに発表されます。
強風注意報
強風による災害が発生するおそれがあると予想したときに発表されます。
風雪注意報
雪をともなう暴風により災害が発生するおそれがあると予想したときに発表されます。「強風による災害」に加えて「雪をともなうことによる視程障害などによる災害」のおそれについても注意を呼びかけます。
波浪注意報
高い波により災害が発生するおそれがあると予想したときに発表されます。
高潮注意報
台風や低気圧などによる、異常な海面の上昇ににより災害が発生するおそれがあると予想したときに発表されます。
濃霧注意報
濃い霧により災害が発生するおそれがあると予想したときに発表されます。対象となる災害として、交通機関の著しい障害などの災害があげられます。
雷注意報
落雷により災害が発生するおそれがあると予想したときに発表されます。また、発達した雷雲の下で発生することの多い突風や雹(ひょう)による災害についての注意喚起を付加することもあります。急な強い雨への注意についても雷注意報で呼びかけます。
乾燥注意報
空気の乾燥により災害の危険が大きい気象条件を予想したときに発表されます。
なだれ注意報
なだれにより災害が発生するおそれがあると予想したときに発表されます。
着水注意報
通信制や送電線、船体などへ著しい着水により災害が発生するおそれがあると予想したときに発表されます。
着雪注意報
通信制や送電線、船体などへ著しい着雪により災害が発生するおそれがあると予想したときに発表されます。
融雪注意報
融雪により洪水、浸水、土砂災害などの災害が発生するおそれがあると予想したときに発表されます。
霜注意報
早霜や晩霜により農作物への被害が起こるおそれがあると予想したときに発表されます。
低温注意報
低温のため農作物などに著しい被害が発生したり、冬季の水道管凍結や破裂による著しい被害が起こるおそれがあると予想したときに発表されます。
語句
着水……ちゃくすい – 空中から水面に降りること。