太陽との距離が最も近くなる北半球が暖められるせいで夏は暑くなる

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夏はなんで暑いのかな

終盤の梅雨は太平洋高気圧がますますその勢力を強めて北上します。すると、それに押し上げられた梅雨前線がなくなり、日本列島は広く太平洋高気圧におおわれて夏になります。

夏が暑くなるのは、この太平洋高気圧の性質によるわけですが、もう一つ重要なのが、太陽と地球の関係です。

6月下旬の夏至の日に、北半球では太陽がいちばん高く昇ります。この日、昼間の時間がもっとも長い日ですが、太陽と北半球との距離がいちばん短い日ですので、太陽からのエネルギー(太陽放射)がもっとも効率よく伝達される日なのです。北半球ではこの時期にぐんと気温が上昇します。

夏に太陽との距離がもっとも近くなる北半球が暖められるので暑いのです

年間の気温変化を見ると、いちばん暑くなるのは8月ですが、夏至の日からおよそ2ヶ月間は、気温が上昇し続けることになります。それは1日の気温が、太陽が南中する12時ではなく、それから2時間後の午後2時くらいであるのと同じ原理となります。

icon-hand-o-down 【参考】気象と天気の疑問 part6 ~1日で一番暖かいのは午後2時。なぜ? ~

風とは、気圧の高いところから低いところへ移動する空気のこと
気圧の高いところから低いところへ移動する空気の流れが風。大気差があればあるほど、早く平均化しようとしますので、大気の移動も早くなり、強風となります。大気の差で風の強弱が生まれるのです。そのときに働く力を気圧傾度力といいます。大陸と海洋の間で起こる季節風、海上と陸上の温度差によって生まれる局地風などがあります。

気温が上がるか下がるかは太陽放射と地球放射の強度さによって決まり、地球放射のほうが太陽放射よりも弱ければ、太陽放射が取り込まれて、地球放射と同じ量になるまで気温が上昇します。

その後、地球放射のほうが強くなれば、気温が下がってきます。北半球では両者が同じ量になるのが8月なのです。

これとは逆の理由で、北半球がいちばん寒くなるのが12月下旬の冬至の日から2ヶ月ほど経過した2月となるわけです。