太平洋高気圧とは梅雨前線を北に押し夏をもたらす南からの高気圧

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太平洋高気圧ってなんだろう

梅雨前線を北の方に押し上げて、日本列島に夏をもたらす太平洋高気圧は、小笠原諸島周辺で発生するため、小笠原気団や小笠原高気圧ともいわれています。

赤道周辺の低緯度地方にはハドレー循環があります。ハドレー循環の下降気流がつくっているのが亜熱帯高気圧です。太平洋上の亜熱帯高圧帯にできる亜熱帯高気圧が太平洋高気圧なのです。

この高気圧は安定した晴天をもたらす背の低い高気圧なのです。

icon-arrow-down  ※参考「ハドレー循環」

北極圏など高い緯度の地域が寒くなるのはなぜでしょう?
北極圏やシベリヤでは寒くなるのは、太陽が地球を照らす角度が大きく関係。赤道付近では常に太陽が頭上にあるため太陽光はほぼ直角で入射。北極圏などの高緯度地方では太陽は地平線からあまり高く昇らないため太陽光の入射角度が小さくなってしまいます。地球は自転しながら太陽の周りを公転していますが、地球の自転軸は約23度傾いています。

梅雨前線を北に押し上げて、夏をもたらす南からの高気圧を太平洋高気圧という

冬の間、太平洋高気圧は太平洋の東方に追いやられますが、夏の訪れともに勢力を増して西側へ、日本周辺に張り出してきます。その太平洋高気圧が日本列島を広くおおいつくしたときが夏の盛りとなるのです。

特に、朝鮮半島まで太平洋高気圧がおおうようなときには、高気圧の等圧線が東西に大きく広がるため、風も弱く厳しい暑さに見舞われます。

このときの太平洋高気圧の形状を鯨の尾形と呼びます。

特徴として、日本の夏は暑くて湿気の多いところでしょう。しかし、太平洋高気圧の中心付近は乾燥しているのです。

その高気圧からの風が海上を渡ってくる間に、暖かい海水の水蒸気をたっぷり吸収して、湿度が増してしまうせいで、日本へくるころには、大量の湿気を含んだものになり、ジメジメした陽気となってしまうのです。

語句

等圧線……とうあつせん – 天気図上で、気圧の等しい地点を結んだ線。