都会構造の変化により熱が下がりにくくなるヒートアイランド現象

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気象と天気の疑問 part47 ~ヒートアイランド現象ってなに?~

ヒートアイランド現象は、熱帯夜やゲリラ豪雨の原因になっている

近年、都市などで夏に発生する熱帯夜やゲリラ豪雨などの原因になっているのが、ヒートアイランド現象です。

東京などの都市はコンクリートやアスファルトで覆い尽くされています。今やこれは大都市だけのことではありません。コンクリートやアスファルトは太陽からの熱を吸収して熱くなり、気温を上昇させます。

さらに、工場や自動車、エアコンの室外機からの排熱、ネオンや照明からの発熱、機械やパソコンなど、飲食店などの調理器具からの発熱など、都市にはいろいろと熱を発するものがあります。

ヒートアイランド現象とは、都会の構造の変化によって熱が下がりにくくなること

ここ100年で地球の平均気温が0.7℃上昇しました。このようなことで、地球規模での温暖化が問題となっています。東京では100年の間で平均気温が3℃あがっているのです。これは自然の気象変動としては、かなり異常な状態なのです。

熱を下げる工夫や装置を持たない現代の都市環境が、たいへん悪化していることがわかります。その結果、1日の最高気温が30℃を超える真夏日や熱帯夜が増えています。今や40℃を超すところもあります。それに対して、最低気温が0℃を下回る冬日が少なくなっています。

このような環境変化の中で、特に幼児や高齢者が、夏に熱中症で救急搬送される人が多くなっています。ヒートアイランド現象はこのように、健康に大きな影響を与えているのです。

都市の緑や水辺の環境整備や、発熱製品の省エネルギー化によって、ヒートアイランド化を軽減させることができます。そのためには、計画的な街づくりが欠かせません。

クルマに関しては一刻も早く、電気自動車や水素自動車が普及することを願っています。