紅葉前線とは春の桜前線と同様、秋の紅葉の状況を知らせる予報図

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気象と天気の疑問 part50 ~紅葉前線とは?~

10月下旬ごろになると秋も深まってきます。紅葉は北海道や高い山から始まります。秋を実感させる紅葉は多くの人を引きつけるため、各地では重要な観光要素でもあります。そのためにも、全国でどのように紅葉が進行していくかを、予想したが紅葉前線が重要となります。

紅葉前線は、紅葉の始まりが同時に予想されるところを、線で結んで表示したものです。春にある桜前線と同じ考え方なのですが、桜前線が北へ向かっていくのに対して、紅葉前線は逆に南に向かっていきます。

紅葉とは、落葉樹であるイチョウやカエデなどが葉を落とす前に、葉の色を黄や紅に変えるものです。朝と晩、また、日中の気温の温度差が大きいほど、きれいに色づくといわれています。

春の桜前線と同様に秋の紅葉の状況を知らせる予報図です

例年、9月の下旬から10月中旬に、北海道大雪山周辺からスター トしたあと、11月下旬から12月初旬に、九州の南端で紅葉が終わります。そのころには大雪山周辺は深い雪におおわれ、季節は冬へと切り替わっていきます。

日本でもっとも早く紅葉が見られる名所は、北海道の大雪山周辺ですが、日本全国に紅葉の名所があって、大勢の観光客で賑わっています。

当然ながら、紅葉は日本だけのものではなく、似たような気候条件であれば、世界中で見ることができます。

たとえば、カエデが国旗にもあるカナダの国境周辺と、アメリカの北米大陸東部では、壮大な規模でのカエデが紅く色づく様はなかなか壮観です。