飛行機雲は飛行機のエンジンからの排気ガスの中の水蒸気の凝結核

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飛行機のジェットエンジンの排気ガスの中に水蒸気がエアゾル(凝結核)の役割を果たす

飛行機雲は人工的な雲です。

飛行機のジェットエンジンは、前方から吸った空気を圧縮機で、どんどん圧縮していきます。

空気が圧縮されて高温となり、そこへ燃料を噴出させると爆発的な燃焼を起こします。ジェットエンジンは、それによって発生した、強力なエネルギーにより推進力を得ています。

燃焼後に、前方から取り入れた空気を後方に排出します。その排気ガスの中には水蒸気が含まれています。

ジェット飛行機が飛んだときの、空の大気中に十分な水蒸気があり、雲粒がつくられない過飽和のとき、ジェットエンジンから排出された水蒸気がエアロゾル(凝結核) としての機能を果たします。

大量のエアロゾルが排気ガスによって供給されたことにより、飛行機が飛んだあとに飛行機雲ができます。

排気ガスは大量の凝結核を供給するだけでなく、大気中の水蒸気の量も増やしますので、飛行機雲がよりできやすくなります。

ということは、大気が過飽和の状態でないときには、飛行機雲はできません。

飛行機雲は、冷たい空気のある高層のほうができやすいのですが、できるかできないかはそのときの大気の状態によります。 飛行機の高度は関係ありません。

飛行機雲には、ジェットエンジンからの排気ガスによってできるもののほかに、翼上部を中心とした低圧部で発生するものがあります。

この飛行機雲は超音速ジェット戦闘機などの飛行中に見られるものですが、排気ガスによる飛行機雲と違い、すぐ消えてしまいます。